精神異常者や未成年者の刑罰強化を望む

 最近、最も衝撃的な事件といえば大阪での児童八人にも及ぶ殺傷事件である。
 新聞報道によれぱ、この犯人は「何回も自殺を図ったが、死にきれず、何もかもが嫌になり、どうでもよくなった。捕まって死刑にして欲しかった」などと供述しているという。同じように子供を持つ親として、亡くなられた子供たちの親たちの心中は察してあまりある。この犯人の行動がいかに身勝手なものであるか、また許し難い行為であるかはいうまでもないが、そのうえ心神喪失状態を理由にして、刑事責任を逃れようとしているともいう。
 この事件もそうだが、青少年による重大事件が多発、さらに現在の法律を逆手にとった犯罪が増えている。そこで総理にあえて進言したい。精神異常者や未成年者に対する刑罰の強化を。またその被害者や家族に対する金銭面、精神面での十分な補償、早急な法改正を切に望む。
 ひいてはそれが、これらの犯罪の抑止力となると考えるが。