子供をかばう馬鹿な親! 『小樽署員四人を札幌の男性告訴(北海道新聞)、「信号無視で逮捕は職権乱用」(毎日新聞)、昨年八月、地元紙や全国紙北海道版の各紙に、小さいながら、同様の見出しの記事が掲載された。訴えたのは、札幌市中央区の男性会社員(二八)だったが、その代理人を務めたのが、元代議士で北海道知事選挙にも出馬した、あの伊東秀子弁護士であった。
過去には、同僚弁譲上との不倫さわぎを起こしながら、最近では三角関係を動機とする恵庭OL焼殺事件で、大越美奈子被告(三一)の冤罪を唱えている伊東センセイ。また人権派弁護士が警察と全面対決か、と思わせる構図なのだが……。 「ところがね。新聞に出ている男性会社員とは、実は伊東さんの長男の正路さんのことなんです。記者たちもそれを知っていたが、そうと書くのもヤポかと筆を押さえたそうだ」 「男性は、十一日午後一〇時ごろ、小樽市内で乗用車を運転中、ミニパトカーの小樽署員に信号無視の疑いで止められた」(読売新聞).通常の取締りだが、長男が容疑を否認し、さらに免許の提示を巡って警官と対立して、トラプルになった。 「両者の言い分は異なるが、長男が免許証を提示はしたものの、警官に手渡すのを拒んだり、車から素直に降りなかったのは確かのようです」(警察担当記者)。 そのため警官たちは「逃走のおそれあり」として、道路交通法違反で長男を現行犯逮捕。長男は、警官に車から引き摺り下ろされた際に、首を捻挫して、一週間の怪我を負ったという。「この逮捕が不当だと、現場にいた警官四人を札幌地検へ特別公務員職権乱用罪と暴行陵虐罪で告訴したのです」(同)。 今も地検が捜査中だが、道警側は、適正な逮補と主張している。有名な伊東弁護士の情報提供もあって告訴劇を記事にしたせいか、「著しい職権の乱用だ」と、掲載された伊東弁護士のコメントも勇ましいが、タネがパレれば、単なる親バカに聞こえる。 スケールの小さい事件に熱心だったのもそういうわけだったのだ。 |