お祓い(憑くのも、憑かないのも、自分の心掛け一つ)B

新宿の事務所に来られる人、来られる人が、何かが体にいている様に感じていますから、お話を聞きます。

今回来られた方が、私は『友が多いし、お付き合いする人も多いんだよ』と、自慢して言われている方が、2人で来られ、椅子に腰を下ろして、話をされています。

少し意地悪して、言ってやりました「友の多い人や、人との付き合いのいい人」は、人や友とは「く付き合えない人」ですよと、言いましたら、顔が引き攣っていました。(隣の方が当たってると言っていました)

 

 

ここから前回のお話の続きです、皆さん何らかのモノが憑いているんです、分かるか分からないかの違いです、感じるか感じないかの違いです、この事は本人しか感じないし、分からないんです。

 お偉いさんが言うには、女房が何時も自分の身の回りに、亡くなった子がいるみたいだと、感じているんだと言います、その人が感じるのか、感性で感じ取るのかは、本人でしか分からないですが。

お偉いさんは、今回ワシに「何かが、(子供が)いている」と、言われたと、奥さんに言われたみたいです。

すると、奥さんは「貴方は仕合せな人だから、憑いてて良かった」と、奥さんが喜ばれたみたいです。

満州には合計15回は行った、その15回は常に女房と一緒に行ったと、言います。

満州のホテルで女房が、ワシに変な事を言った事があった。

それはホテルの風呂から出た時、タオルを2つ持ってきた「寒いから、ちゃんといてあげてよ」とね。

当然ワシは「はいよっと」女房に言った、その時はそれで終わったけど、何にも気にもしなかった。

何十年もその事は忘れていた、日本で子供が生まれ、その子供の事で頭が一杯で一生懸命仕事して今日があるんだと、言います。

子供が結婚して独り立ちして、2人だけになったから、犬を飼う事にした、その犬が小さいけど賢い犬でな、常にワシが居ればワシの側にいて、ワシが居ない時は女房の側にいる、誰も家にいない時は、いつも外を見て我々の帰って来るのを待っていると、隣の住人が言っていた。

ある時こんな事があったと言われました。

女房が居間でアイロン掛けをしていたら、そのアイロンが熱いのを知っているのに、アイロンの所に誰も来させない様に、自分の体で防御していた、危ないから何でそんな事をするのか、ワシは見ていたら、誰かがアイロンに触るのを自分の体で防ごうとしている様に見えたから、女房に言おうとしたら、女房は感じていて、涙を流しながらその犬の動作を見ていた、何も言わないでそのままワシも犬の行動を見ていた、アイロン掛けが終わり、犬に対して女房は「有難うね」と、言っていた、子供が近くにいる事を感じて、分かっていたんだ。

すると、犬はその女房の言葉が分かったのか、横に座って甘えていた、動物は色んなモノを感じ分かるからな、多分子供を感じ、子供が遊んでいるから危ないと思ってアイロンの所で守ってくれていたんだ。

その夜、女房が「お父さん、満州で同じ事があったの覚えていますか」と、言ったから。

ワシは直ぐ、思い出したから、言った「風呂から出た時によく体をいてやった」と、言うと。

すると、女房は「お父さんは優しいから、あの時は何にも言わなかった、私に悪いと思ってでしょう」と。

それ以上は何にも言わなかった、全て女房はお見通しだなと思ったからな。

ワシの話はこれまでだ、君に聞きたい。

ワシに憑いていた子供は「泣いていたか、笑っていたか、それとも・・・」真剣な面持ちで聞かれますから、ハッキリ言いました。

「すみません、っていました」と、言うと、2人の大人が泣きました、凄い大きな声で泣きました。

大人がですよ、涙を流した、ではないですよ、大きな本当に大きなで泣きましたよ。

サウナ室から出て、外に行き水風呂に入って、又サウナ室に戻ってきましたら、2人が目を真っ赤にしていて、2人は「すまん」本当に「すまん」と、偉いさんは声を発しました。

男が本当に心の底から「泣く」のを初めて聞いたし、見ました。(皆さん分かりますか、大の大人がですよ)

お偉いさんは、こう言いました「今後どうしたらいい」と。

私は「どうされたいですか」と、聞きましたら、お偉いさんは「分からん」と、言います。

隣にいた社長が「彼に神主になって頂き、今後見てもらう」と、言うのはどうでしょう、と、言いました。

それで良いかと、私に言いますから「はい」と、答えて「今は神主です」それも愛知県神社庁です。

神主になるのは今は大変です、又学校に行くんですよ、神道科で勉強するんです、若い時は良いですがね。

ある程度年を取ると、蹲踞・そんきょ(座る)するのが大変です、何でも若い時に取る事ですね。

このホームページを読んで頂いている方にお聞きしたい、何故この話を書いたと思いますか、分かります。

折角授かった大切な命を、無闇矢鱈と簡単に堕胎しないで欲しいと、確かに理由はあるだろうが・・ 次回ね。