謹賀新年

明けましておめでとう御座います。お正月から「盛り塩」を飾って貰いたいからね。

今年は「丑」年ですね、丑年で思い出すのが、大相撲の「荒瀬英生・高知県いの町出身」

彼は、丑の如く真っ直ぐに突き進みましたね、間垣親方の株を取得してそのまま、親方で過ごせば良いものを、いう事を聞かなかったからね。

ただ、私のいう事を聞いたのが、お清め「塩」の縁起を担ぐことかな、結構縁起を担ぎましたからね。

高知県の家が直ぐ近くでしたから、我が家の「お寺・神社」の事はよく知っていましたから、常に私に「縁起」の事を聞いてきましたからね。

ここから、本題です、来年は「丑年」ですから、清める歳です。

 

 

それも「盛り塩」でね。

この「盛り塩」を手に入れるのが難しい、我が家は高知県土佐市宇佐に昔から定住しているから、皆が「海岸の塩」を送ってくれと連絡があり、いつも天日干しにした「混ざりっ気のない・塩」を送ってあげました、出来上がるまでの工程が大変ですけどね。

 

お相撲さんは皆さん「縁起」を担ぎますから、結構多くのお相撲さんから頼まれましたよ

今は、インターネットで我が家の周りまで見る事が出来るから、綺麗で良い塩をお願いしますと、言って来られますね。

 

何故良い塩を好まれるか、日本書紀に書いてあるものがそのまま、受け継がれているからなんです、イザナギノミコトが黄泉の国から帰った後、穢れを祓う為に「海水」で体を洗った「潮禊・しおみそぎ」とされる、と書かれているからです。

 

盛り塩はどのように「盛れば良いか」皆さんから聞かれます。

家の住職は「その人間の一握りで・家族が二人なら、その倍」の塩で、手で握って「三宝」に載せて、飾れば良いと教えています。

 

三宝台とはご存知ですかー塩を載せたり、御供物を載せたりして歳神様をお迎えするものです。

でも、玄関に塩を三宝に載せて、左右に一つずつ置いて「三宝」をお飾りするようにして貰っています。

又、家族が多い場合は、皆んなで少しずつ塩を握って「塩水を手に付けて」塩を握って固めるのです。

 

この「三宝」にも意味があるのです、それは「思いのままにするという事と、思いのままにさせるという事」の意味があるのです、だからお相撲さんには大変な人気でした。

 

今のお相撲さんは皆さんご存知ないですからね。

 

如何して盛り塩は「玄関」に飾ると思いますか、玄関とは「境界」を意味していますから

玄ー玄妙ー即ち、悟りの境地の事、そこに行くまでの関門が「玄関」と言われているからです、あの世とこの世を行き来する関門だからです。

 

今年は「盛り塩」で良い歳にしましよう。