プロフェッショナルは

プロフェッショナルと言われる人達は、(スポーツマンも大学の先生も、全てのプロフェッショナルと言われる)私達の前に出てきて活躍している人(影にいて支えている人)、その人達が世間に出て来た時には、どれだけの努力をして出てくるか、オーバーな話をすれば己の限界に挑戦して(練習なり勉強なりをして)世間に出ている。ここで一番大切なのは日のあたっている人もしかり、日のあたっていない(縁の下の人達を大切にしていただきたい)人達を大事にしていただきたい。最近全てのスポーツ団体等が、オリンピック、世界大会などでメダルを取ったりすると、コーチ、スタッフのお陰でメダルが取れましたと、テレビ等で発言されています。一つの例で見ると水泳で金メダルを取った北島選手は、裏方のコーチの先生に取った金メダルをコーチの首に掛け、一緒にテレビに出てインタビューに答えていた、今までは北島選手しかり、皆自分一人でメダルを取ったかのように喋っていた、私達は全ての選手に言ってきました。「勘違いするなよ」と裏方の先生、コーチの方々がいることによってはじめて、君達選手は伸び伸びと自分の好きなようにスポーツが出来るんだよと言います、今やっと本当にやっと選手達が裏方の人達の事を言ってくれるようになりました。私達が何年もかけて全てのスポーツ選手、団体に言ってきたことが少しではありますが、花を開きつつあります、まだまだではありますが後少しです、楽しみです。また一流の選手は必ず壁にぶつかります、それは一流だからぶつかるのです、その時「なぜ」と思うことが必ずあります、その「なぜ」になったら「じっと」して自分をじっくり見つめ直すことです、それは世間の人は皆上手くいったり、楽しそうに見えたりしても、自分は今勉強の時、今は試されていると思い、「じっと」耐え「待つ」事、必ずという言葉があるとうり一度は「チャンス」が来る、全ての人には必ずチャンスが来ます、そのチャンスをモノにできるかどうかで、その人の人生が良くも悪くもなると思われます。と話をすると「じゃその期間はどうするの?」と聞かれます、私はすかさず「じっくり、本」を読んだり「映画」を見たり「芝居」を見たり「お茶飲んだり」何処かに「旅行に行ったり」色々な人と話をしたり触れ合ったりする事、辛い時ほど何か人の居る所で、人の動きを見る、そうすると「笑い」が出てくる、すると直ぐに「チャンス」がやってきますと、その「チャンス」をものにした人は「やさしさ」「思いやり」を忘れずに人生を過ごしてもらいたい。何事においても(有難う)と言う心のこもった挨拶を忘れずに、他の人からさすが「プロフェッショナル」と言われるようにしてもらいたい。

日本大学 生産工学部 非常勤講師 渡邉 幸雄