プロとリーダーのとるべき道は

卒業以来、プロリーダーシップについて研究をし、講演などもしてきました。プロ(専門家)はどう在るべきか、どう生きるべきか、どう行動すべきかなどを、又リーダーシップはどの様に発揮すべきかなどを研究し、一つの結論に達しました。プロはどの様な障害があっても、決して困難を避けない、アマチュアは障害や変化がくると駄目だと思ったり、諦めたりする、と評されます。ここで注目すべきことは、いつもプロは「休息」が無いと言われていますが、「ゆとり」は十分に持っていることです。
この「ゆとり」が大切なのです。
リーダーにも同じ事が言えます、リーダーには3種類があります、1に会社・団体のトップに立ちリーダーシップを発揮する人、2に中間管理職・団体のまとめ役、3にどこにでもいる仕切り屋です、1のトップのリーダーは全てに精通していなければなりません。一方2と3はそういう優れたトップのリーダーのもとで仕事をすれば、知らず知らずの内にリーダーの素質が身に付いてくるものです。だから大手の会社には良い人材が育つと言われています。この育った中間管理職は全てにおいて優れているので「無能」な上司のもとでは我慢できなくなり「起業」し飛び出すのです。それは「無能」な上司ほど圧力をかけたり、嫌がらせをするからです。優秀な彼らは伸び伸びと仕事がしたいのです、その為に「ゆとり」のある仕事、職場を求めて独立します。
トップは孤独だ、といわれます。このことはトップにならなくては分からないものです。孤独を悟り「ゆとり」を求めます、プロやリーダーは毅然とした態度で「決断力」し、決して「ぶれない」ものです。そのためにもプロやリーダーには「ゆとり」が必要なのです。