プロフェッショナルとは

私は、今日の日本の状況、余りにも乱れに乱れた社会を見て、このままでは大学の教師が各団体(相撲野球サッカーテニス柔道・ゴルフ等)の全てのメンバー、選手を網羅する事ができず、困っているのが現実だと思う。今のプロと言われる人たちはプロの自覚が無いと断言してもいいくらいプロ意識が無い。何故ならプロとは自分自身を大切にするのがプロであると。今のプロと言われる人は、何処かに隙がある。その隙を狙って色々な人やら連中やらが寄ってくる、その色々の連中に漬け込まれるとプロ生活が危ぶまれる、つまりただの人になってしまうのである。テニスしかり相撲しかりではなく、明日は我が団体であると考えて(啓発・道徳)をしつかりやっておかないとトップモラルを疑われる。今何処の場所でも薬物等は手に入る、恐ろしい社会になったと驚いていてはいけない、これは先進国の表れである。

今の社会が悪いとか今の若者はとか言う前に、我々の今ある姿を良く見て、反省する事はないか又勉強しなければいけなくないか、をよく考え、ただ起こったり叱ったりするんではなく、優しく心から接し、プロとはどのようにするか、どのように生きるか、又どのように行動し発言するかを教える事が我々の責務であると思う。
プロとは孤独であると、この事をはっきり教えなければならない。プロアマの違いは、プロは仕事そのものに生きがいを持ち、アマは仕事以外に生きがいを持つ。プロは人に教えることが出来てこそプロと言われ。アマは自分が出来るだけで満足する。プロとはいかなる時にも決して弱音・弱味を見せない、吐かない。アマは途中で諦め、投げ出す。」
プロとは、このように有るべきだと教える講習会を開くべきだと考え提案します。
  
私はプロフェッショナルとは、という事についてを講義しています。いつも藪下雅治先生の資料を参考にし講習会を開催します。
各団体に必ずいたはっきり物事を言う人、はっきり言うと(他の人から、うるさい人とか嫌な人とか)嫌われる為に誰も言いたい事を言わない、嫌われ役が居なくなった。その為に少しずつ少しずつ各団体が悪くなった。
私はそう言うはっきり物事を言う人を歓迎します。又そう言う人物を次のトップにするべきだと、ここで大きな声で発言します。必ず分かりますどう言う人物が必要か。
「頑張れ」
プロマナー良く、アマのお手本となる行動を取るべきである。」

日本大学 生産工学部・非常勤講師 渡邉 幸雄