現代帝王学(己の団体を見よ)バスケットボールの山谷拓志(40)が毎日新聞の朝刊2月22日掲載の紙上においてこんな事を述べた、「大相撲よ」今回の問題の根源は組織構造にある、大相撲は全員が日本相撲協会という一つの傘の下に身を置き、国際舞台など外部との競争もない「内部完結型」そもそも保身のための談合、八百長が生まれやすい体質なのだと思う。真剣勝負を見せて対価を得るプロスポーツにおいて、最も大切なのは見せる勝負の「品質」をいかに高めるかだ。再生には、性悪説にはなるが「構造上、八百長は起こる」という視点に立ち、排除のための厳しいルールを作るしかない、外部の目を入れて監視を強めることも必要だろう、内部で育った人の心を変えるには、ルールを変えるしかない。危機意識を持ち、価値を高める仕組みを構築できれば、大相撲がさらなる発展を遂げるのは間違いない、と書いてある。ここで私が彼に言いたいのは、一つに全国紙において如何にも私「山谷拓志(40)」は世間の事を全て知っているよ、というような言い方である。問題の根源は日本相撲協会の組織構造にあると言うなら、こうやれば組織改革が出来ると教えてやるべきである。二つ目は、「価値を高めるにはこうする」と具体的に述べてない。私達が何十年も前から言っている(日本航空に対して危機意識を持ち価値を高めよと、ホームページの時評欄に書いてある)事をそのまま全国紙において発表している。三つ目には最も大切なのは見せる勝負の「品質」をいかに高めるかという言い方である。ここで聞きたいのは「品質」とは辞書に(品物の性質)と書いてある、相撲の取り組み(品物)がどのようにすれば高まるのかも聞きたい。どこかに書いてある言葉を全国紙上に載せるのであれば、いつ誰の書いた言葉かを書くべきである。また「ルール」を変えよと言うのは簡単。ではどのような「ルール」にするのか具体的に発表すべきである。どこででも「言う」のは簡単、「言った」以上は責任を持って実行すべきである。「絵に描いた餅」で終わらない為にも。ここで一番大切なのは自分達のやっている(バスケットボール協会、アマ・プロを問わず)事をちゃんとやるべきではないか?バスケットボール協会が揉めに揉めているではないか。(会長麻生太郎氏を筆頭に)「大相撲よ」と、偉そうに人の団体の事を言う前に自分達の頭のハエを追うべきではないか。バスケットボール協会の方に聞くと「頼まれたから話した」との事ですが、じゃ「頼まれたら何でもやるのか」と言いたくなる。聞く方も聞く方である、こんな大切な新聞紙上での発表は、発表する人間が「啓発」等を受けているか又「リーダーシップ」を備えているか、を考えてお願いするべきである。前回のトップページにも書いた、我が家の住職の言葉をもう一度考えて貰いたい「無理をせず、勝ち気100%、取組70%、見ては100%の満足で、皆満足である。」何百年も言われていることである。決して八百長を肯定しているのではなく、見ているお客様を満足させろ、という事です。今のお相撲さんは色々な面において努力が足りないと思われる、一つに昔のお相撲さんは見ているお客様を感動させていたが、今のお相撲さんはその部分においてやや劣るし、どうすれば見ているお客様に感動して戴くことができるのかが分かっていない。二つに時代が時代だから「色々な事象・事情が世に出る」ということを考えるべきである、又知っておくべきである。最後に山谷拓志(40)氏が述べている、「性悪説」について、分かったような事を述べないで貰いたい、「性悪説」とは「業」又は「欲」という事である。「欲」があるからその「欲」に向かって真っすぐに進むのである、「性悪説」は「欲」である。だから全てのスポーツにおいて利を求めて真っすぐに進み栄光を手にするのである。其れが「お金」だったり「メダル」「名誉」だったりするのです。それを持たないと人間ではないのです。何処までが許されるのかが問題ですが・・・。今年の我が「テコンドー協会」も同じように揉めに揉めると思います、何故ならテコンドー協会のトップが公金横領疑惑だからです。其の事を調べ上げて指摘した人間を「資格停止」処分にまでしたのです。自分達の行った事の重大さが分かっていない、そんなに世の中甘くはないのです。このままでいくと一番可哀そうなのは選手・子供達なのです、それでもやるべきか、思案中です。多分そうなれば日本オリンピック委員会はテコンドー協会から手を引き、オリンピックに行けなくなります。そこまで我々にやらせるのかね。自ら「辞任すれば」公にしないけど。自分の「団体」の事が上手くいっていない「団体」の人間は、決して他の「団体」の事など言ってはいけないのです。 |