現代帝王学V

日本大学生産工学部 マネジメント工学科
非常勤講師 渡邉 幸雄

   今の世の中見た目だけはカッコイイ人間が目立つ、服装のセンスも抜群、仕事も良く出来る、遊びも上手、お金も持っているが、中はどうなのかと思わず見とれていると、学生時代そのままの喋りだったり、友達用語だったりしてがっかりさせられる事がよくあります。又ちょっとした事で綺麗な話し方を聞いたりして思わず振り返ったりしてみたりします。どんな人がこんな綺麗な話し方をするのかとびっくりさせられたりします。言葉使い話し方は、その人間の性格、人格をも表わすものだと思ってもいい位大事なものです。相手に対しツッケンどんな話し方をしたり、相手に対して優しさを欠いた話し方をすると、良い友人、尊敬されている先輩達から、信頼されてきた仕事の人間関係等がいっぺんに駄目になることもある位です。昔は躾けは家庭、勉強は学校と言われてましたけど、近年は学費等が高くなった為、両親が働きに出かけ躾けが疎かになってしまいました。皆が皆とは言わないが往々にして多いと思われる。その為に今は大学で躾け等を(言葉使い、挨拶、対応、リーダーシップの取り方、プロフェッショナルとは)教えている。学生も自分の欠けているものが何か分かっているから、大学の授業で自分の欠けている授業を取ってくる。四年間一生懸命勉強して卒業していく。社会に出て自分の才能、力を(テレビ、新聞、雑誌などから情報を入手して、ストックしておくことも大切です。政治、経済など社会の大きな話題は勿論重要ですが、会話を彩り楽しいものにしてくれるのは、コラムなど、小さいけれどキラリと光っている情報だったりする。)発揮する事になる。そうやって何年も何年も社会で揉まれる、そうすると自分の才能が少しずつ表れ大学で教わった全ての事が、自然と出るようになります。周りから良い躾けをされている人間だと評価されます。信頼され全てがいい方向へと回りだす、それだけ躾けとは(言葉使い、挨拶、対応、リーダーシップの取り方、プロフェッショナルとは)大切なものであると思えるようになる。
会社に入り「上司」とは、と聞くと「社会の先輩」と答える。その答えは当たり前と言えば当たり前だけれど、私達「プロフェッショナル」の求める答えは違う、その答えは授業で教えていこうと思います。今このレジメで言える事は、全ての「面接対応」が如何に大切かが分かる、その為に日頃からちゃんとした話し方をするように心がける事が大切であります。
1、対応基礎
  1. 挨拶は大きなで。
  2. 明るくはっきりと。
  3. 相手を見て
  4. 笑顔で。
幾ら挨拶しても相手に聞こえないと挨拶してないと同じ。
相手の挨拶には必ず応える
例え会釈だけでもする。
(電話をしていても、打ち合わせをしていても)
2、相手との打ち合わせ
  1. 聞き上手になる。
    相手のを見てあいづちを打つ。
    タイミング良くあいづちを打つ。
  2. 相手の話を取らない。
    好きなだけ話しをさせる
    話のを折らない。
話の聞き上手は相手の話の引き出し方がうまい。
(普段から色々な本を読み勉強しておく。)
話の聞き上手女性にもてる。
  1. 女性は自分の話を聞いてもらいたい。
  2. ストレスのはけ口として喋る
  3. 彼女の話を否定しない事。
  4. 彼女の目を見てタイミングよくあいづちを打つ。
  5. 彼女の話を横取りして話をしない。