心身一如(心も体も一緒)ゆとりについて考えてみると「ゆとり」とは「余裕」と考えられます。物事を行うにあたり、常にもっていなければなりません。
「何となく」「何かピンと来た」と感じたら、それが「胸騒ぎ」であります。「ひょっとして」「あれ」と感じたら、それが「胸騒ぎ」であります。 誰にでもあると思います。そしてそんな時は何でも確かめる事です。きっと何か良い事があるとおもいます。それは「虫の知らせ」と言うものです。 ただ、それが違っていたとしても必ず色々な事を乗り越えていくことが出来ると思われます。これらのことは「予言者」が「予言」する事と同じと思われます。 「予言」は良い様に当たれば良いですが・・・。又「思いやり」を持った人が周りに居るとそれだけで楽しくなります、 君がココに居るだけで落ち着くとか、君がココに居るだけで元気になるとか、君がココに居るだけで何でも出来るような気がする、と皆から思われるような人間になることです。
今あの人は何をしているだろうと思われる事、あの人に会いたいな、あの人にパワーを貰いたいな、あの人に「喝(カツ)」を入れて貰いたいな、 など人々を「明るく、楽しく」すれば必ず自分の周りには素晴らしい人達が寄って来ます。それが「心」のパワーであります。 今から何年か前にあった事。大学の事務方の話で、トップの座が目の前まで来ている何人かの理事の方が「次は、次は」とトップの座を目指した、
当然足の引っ張りあいになり、案の定二人の理事が対立しだした、そうなると決して良い結果にはなりません。
そこで私は仲良くしてもらいたいから、年下の理事にお会いし、「相手は年も上の先輩ですから、お立てになってはどうですか?」と相撲の世界の例を話しました。 前の相撲協会の理事長選挙の時、二つの派閥がありその一つの派閥が北の湖理事を推して立候補するように働きかけた、
そのグループは間垣部屋の間垣親方を筆頭に北の湖理事を推し勝利は絶対的なものであった、その時のもう一方の理事長候補は初代豊山理事であった。
北の湖理事は周りの意見等を聞き年上の初代豊山理事に理事長のポストを譲り立候補しなかった。
北の湖理事が立候補しなかった為(豊山理事は東京農業大学出身)自分に譲ってくれたと察知し、理事長を一期しかやらず次の理事長は北の湖理事に任せた。 それは北の瑚理事が、先輩である豊山理事に譲ることで次の理事長が転がり込んでくるのを分かっていたからです。 このように先輩に「どうぞ」と譲り仲良くすれば必ず次の理事長ポストが転がり込んできますから、譲ってはどうですかと話をしたが全く聞く耳をもってもらえませんでした。
私はこの時「全くこの方は(思いやり)が無い、人間常に八分の思いと二分の(ゆとり)が無いと何事に於いても成功しない。」と思った。 案の定、次の総長選挙で「思いやり」の無かった理事達は失脚し、今は言うまでもなく悲惨な生活をしています。 私は言いたい。先ず「ゆとり」を身に付けること、それから次の事を考えてはいかがですか?皆仲良く仕合せ(幸せ)になってもらいたいと思います。 (心が体を動かします)心身一如であります。
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