心(の余裕)

 

 『今、私は全く心に余裕が無いので、ホームページで「心の余裕」と検索して渡邉幸雄.COMでメールして元気を貰おうとしています。』とメールが届きました。「私は今、法曹界の資格を取り、これからの人生を頑張っていこうと思い、母親と二人で日々奮闘しています。でも現実は中々大変でどの様にしたらいいか困っています。(多分母親が居なかったら私は・・・)いくら頑張っても正義感だけでは生きていけません。私の今の生活状況を聞いて頂けますか、歳は36歳で14年掛けて法曹界の資格を取りました。これからと思い色々な事務所を訪問しましたが、年齢が年齢で中々勤めるところが決まらずにいます。10年以上前ならこんな事は無かったのですが、司法制度改革で人員が増員した為に、全く働く場が無くなってしまいました。今は何とか下請けの仕事を貰いやっと生きている次第です。手取りで29万円、会費、経費を引くと手元には15万円しか残らず母親に部屋代等を払わせています。田舎の友人から地方に行ったら東京よりはマシだよと誘いを受けています。友人は家が良いから肩書きだけで田舎で生活できるけど、私は年老いた母親の面倒見ながらの生活、田舎に行ってやっていけるだろうか。先生にアドバイス頂きたい。最後に「こんな生活疲れました。」と書いていました。そこで直ぐに彼にメールで我が家住職言葉を送りました。「今、貴方は人生の試練を受けているんだ。世の中には、があり、不運があり、先に来るか後に来るか、がある。今の自分の置かれている立場を良く把握し、どちらに置かれているかを考えて、今その試練を体で受け止めじっと我慢し今しか出来ない事を体験し、今を忘れないようにすれば必ず成功する。決して成功しても驕る偉そうにしない、原点を忘れず)事無く人生を全うせよ。」との教えでありますから我慢して東京で頑張るようにメールしました。今がどん底の生活なら我慢して誰にも負けないモノを身に付けておく事が大切だと思います。このことなら誰にも負けないぞと「声を大にして言えること」が貴方を大きくしますよ。貴方の「困っている人を助けるという心がけを最後まで持ち続けていれば・・・」皆、最初は志を持っているが、生きていく上で「」「」が体を遮り、考えと違う方向に向かって行くのです、住職はその体を遮るモノを「魔物」といいます。世間の人間は皆その「魔物」のお陰で人生を棒に振るのです。しっかり今「帝王学」を勉強しておくべきだと思います。「大丈夫、人生必ず何とかなる住職曰く心配するな」であります。希望という言葉を思い出してみる事、小学生の時に教えて貰った「希望」は望みが必ず叶うと、真面目に一生懸命取り組んでいると、「きっとその人間に思い描いた事が」訪れると言います。頑張って一日を過ごしましょう。