リーダーシップ(ゆつくり、のんびり、いきましょう)


今は新コロナが蔓延していて大変な時期ですからね、油断しない様にしてくださいよ。

メールでの相談が多いですね、仕事がなく家で・・・、外に出れないのでストレスが溜まって・・・、色々な相談があります。

でも、私は皆さんにいつも言っています、慌てない、ガツガツしない、今の時代の流れに逆らわない、それはのんびり、過ごしましょうとね、このご時世よく見てください、どう思いますか。

なる様にしか成らないから、ゆっくり時間をかけて、過ごした方がいいと思いませんか。

 

ゆっくり時間をかけるとは、普段出来ない事を、今やるんですよ、それは「勉強や、趣味や、家庭の中での会話等」です、普段はあまり家族と接したり、会話したり、遊んだりすることはないですよね。

今だからこそやるんです、やらないといけないんです、そう思いませんか。

 

家にいて、やる事が無いからといって、ゴロゴロしていては、何の意味もないです、今はこういう時間や環境を与えられたんだと、思うべきです、また今の時期は、休養する様にしなさいと、言われているんだと、思えばいいんです、そういう考え方をすれば、腹も立たないでしょう。

 

新コロナが克服されて、いつも通りの生活が戻ってくれば、いつも通りの生活をすればいいんです、今は、慌てず騒がず、のんびりしましょう。

必ず良いことがあります、そう思わないと人生やってられないですよ。

 

前にも書きました、家の住職は「皆んなが畑仕事をする時、を振り上げ、振り下ろす時に、毎回全力で上げたり下ろしたりしないのと同じで」どこで力を抜くのか、考えてやるだろうと。

人生も同じで「力の出し、入れ」を、考えてやらないと、体が壊れるだろうし、持たないだろう。

壊れたら「元も子もなくなる」だから休養が大切なんですね。

 

要領のいい人間は「短期間は出世したり、力を出したふり」をする、それは何時までも続くものではない、必ず、体調を壊して、にっちも察知もいかなくなるものだと。

それを「化けのが剝がれる」と言う、この様に言われたと、書きました。

 

今の時期にピッタリですね、力を抜いて次のチャンスには、今までの倍の力を出して、働きましょう。

今の時期の事を猪突猛進の如く突き進むと、以下のカンダタの様に自分の事だけを考え後悔するぞと、

住職は言います。

御釈迦様はある日の朝、極楽を散歩中に蓮池を通して下の地獄を覗き見た。

罪人どもが苦しんでいる中にカンダタ(犍陀多)という男を見つけた。

カンダタは殺人や放火もした泥棒であったが、過去に一度だけ善行を成したことがあった。

それは林で小さな蜘蛛を踏み殺しかけて止め、命を助けたことだ。

それを思い出した御釈迦様は、彼を地獄から救い出してやろうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。

暗い地獄で天から垂れて来た蜘蛛の糸を見たカンダタは「この糸を登れば地獄から出られる」と考え、糸につかまって昇り始めた。

ところが途中で疲れてふと下を見下ろすと、数多の罪人達が自分の下から続いてくる。

このままでは重みで糸が切れてしまうと思ったカンダタは、下に向かって「この糸は俺のものだ、下りろ」と喚いた。

すると蜘蛛の糸がカンダタの真上の部分で切れ、カンダタは再び地獄の底に堕ちてしまった。

無慈悲に自分だけ助かろうとし、結局元の地獄へ堕ちてしまったカンダタを浅ましく思ったのか、それを見ていた御釈迦様は悲しそうな顔をして蓮池から立ち去ったと、言われています。

 

このカンダタの文章をよく読んで下さい、今の新コロナのこの時期に、何か似ていませんか、自分だけ良ければいいやと思う気持ちがね。

誰かが何処かで必ず見ていますからね、気をつけてこの時期を乗り越えましょう。