プロに学ぶべきこと

一般に、常に自分の置かれている場所にいるなら「ゆとり」らしきものは持っています。しかし、平常(へいぜい)の場を離れ、未知の場にいくと、不安で仕方がなくなります。だから一番必要とする「時間の有効活用法」を知らないのであります。その道のプロやリーダーになった時に、それがはじめて分かるのであります、私達は、その分かる時まで、一生懸命仕事をし、働き、勉強し、一歩でもプロやリーダーに近づこうと努力します。
このように、私は、プロとはという事について、常に考え、行動しています。日頃の行動が大切であります。人は常に悩み、悲しみ、寂しがります。プロも同じく悩み、悲しみ、寂しがります。
プロは、何故今悲しいのか、何故寂しいのか、何故腹が立つのか、何故怖いのか、正面から向き合って考えます。必ずその難関を突破し、プラス思考に頭を切り換え、向かっていきます。そうしないと、その人間の体の中にある不思議な強い力を発揮することが出来ないのであります。皆に必ず潜んでいる力、つまり心が身体、精神を動かすという事をプロは知っています。
一日一日を怒らず、恐れず、奢(おご)らず、悲しまず、寂しがらずの精神でいるという事は、強い精神力と判断力を兼ね備えていなければできないことです。
プロとアマの違いは、このようにはっきりしているので、アマの人に何時も言います。「アマはアマらしく、事を急がないで楽しく人生を全うしましょう」と。「そうすることによって君の価値を認めてくれる時が必ず来る」。「君を必要とする時が必ずある」と。「その時はチャンスをモノにするように」。
私たちの周りには、何年か前にはこういう事を教える人が必ずいました。また団体・組織に必ずはっきり物事を言う人がいました。しかし、今でははっきりものを言うと、他の人からうるさい人とか、嫌な人とかと言われるので、他人がいやがるようなことは誰も言いません。嫌われ役が居なくなってしまったのです。
そのために少しずつ少しずつ団体・組織が悪くなっていったのです。私はそういうはっきり物事を言う人を歓迎します。また、そういう人物を次のトップにするべきだ、と申しています。
さらに声を大にして言いたいのです。「どういう人物が本当に必要なのか。将来、必ず分かります」。「プロならマナー良く、アマのお手本となる行動を取るべきである」と。