リーダーシップ(居なくなれば困る)

 

以前このホームページで「ゆとり」について書きました、大学の発表会でも「ゆとり」の必要性を発表しました、卒業以来、プロやリーダーシップについて研究をし、講演などもしてきました。

今回如何して「ゆとり」の話をするかと言いますと、先週訪ねて来られたお客様が「今の人生全く『ゆとり』がない」と言われました。

如何してですかと聞きましたら、仕事仕事で周りが見えないし、次の世代を指導出来ないと言います。

どの様にこれからの人生を過ごしたら良いかと、相当悩んでいました。

私が今言える事は「私のこのホームページ」に書いてある事を良く読んで、決めればどうですかと。

 

「え」という顔していました、心に余裕が無くなったんでしょうね。

 

プロ(専門家)はどう在るべきか、どう生きるべきか、どう行動すべきかなどを、又リーダーシップはどの様に発揮すべきかなどを研究し、一つの結論に達しました。

プロはどの様な障害があっても、決して困難を避けない、アマチュアは障害や変化がくると駄目だと思ったり、諦めたりする、と評されます。

ここで注目すべきことは、いつもプロは「休息」が無いと言われていますが、「ゆとり」は十分に持っていることです。
この「ゆとり」が大切なのです。
リーダーにも同じ事が言えます、リーダーには
3種類があります、1.に会社・団体のトップに立ちリーダーシップを発揮する人、2.に中間管理職・団体のまとめ役、3.にどこにでもいる仕切り屋です、1のトップのリーダーは全てに精通していなければなりません。

 

一方2.3.はそういう優れたトップのリーダーのもとで仕事をすれば、知らず知らずの内にリーダーの素質が身に付いてくるものです。だから大手の会社には良い人材が育つと言われています。

この育った中間管理職は全てにおいて優れているので「無能」な上司のもとでは我慢できなくなり「起業」し飛び出すのです。

それは「無能」な上司ほど圧力をかけたり、嫌がらせをするからです。優秀な彼らは伸び伸びと仕事がしたいのです、その為に「ゆとり」のある仕事、職場を求めて独立します。


トップは孤独だ、といわれます。このことはトップにならなくては分からないものです。

孤独を悟り「ゆとり」を求めます、プロやリーダーは毅然とした態度で「決断」し、決して「ぶれない」ものです。そのためにもプロやリーダーには「ゆとり」が必要なのです。

 

今の社会が悪いとか今の若者はとか言う前に、我々の今ある姿を良く見て、反省する事はないか又勉強しなければいけなくないか、をよく考え、ただ怒ったり指摘をしたりするんではなく、優しく心から接し、プロとはどのようにするか、どのように生きるか、又どのように行動し発言するかを教える事が我々の責務であると思います。
プロとは
孤独であると、この事をはっきり教えなければならない。

 

プロとアマの違いは、プロは仕事そのものに生きがいを持ち、アマは仕事以外に生きがいを持つ。

プロは人に教えることが出来てこそプロと言われ。アマは自分が出来るだけで満足する。

プロとはいかなる時にも決して弱音・弱味を見せない、吐かない。

アマは途中で諦め、投げ出す。」
プロとは、このように有るべきだと教える
講習会を開くべきだと考え提案します。
  
私はプロフェッショナルとは、という事についてを講義しています。いつも藪下雅治先生の資料を参考にし講習会を開催します。
各団体に必ずいた、はっきり
物事を言う人、はっきり言うと(他の人から、うるさい人とか嫌な人とか)嫌われる為に誰も言いたい事を言わない、嫌われ役が居なくなった。

その為に少しずつ少しずつ各団体が悪くなった。
私はそう言うはっきり物事を言う人を歓迎します。(黙っていれば皆んなに好かれます、そんな人間は・・・)

又そう言う人物を次のトップにするべきだと、ここで大きな声で発言します。

必ず分かります、どう言う人物が必要か。(静かにしていれば色々な役を頼まれます、才能がない人間の・・)

プロはマナー良く、アマのお手本となる行動を取るべきである。
この様に自分に対し「意見や
忠告」を言ってくれる人を大切にしなさいと。

それからお寺で言われている事は、食事の時「毎日、食事に必要なモノだけを体に摂れば良い、余分なモノは摂らないこと」であります。

高額なモノを買った後「失敗したな」と思う事と同じで「余分なモノを食べたら、ちょっと食べ過ぎたな」と思うでしょう「贅沢をしない」「満腹にならない」とは「余分なモノに」手を出さないという事です「心が余裕」を生む事なのです、イコール「心のけさ」だと思われます、そうする事で物事を「冷静に落ち着いて」見る事が出来るようになるのです。
一年の内に一日
笑顔でいられる日が何日あるでしょう、気分的にのらない日が一年に何回あると思いますか、心が晴れ晴れとした日は一生の内ほんの数える程の日しか無いと思われます。
心の強さと優しさを持っていないと日々の「笑顔」が出せません。

 

見せ掛けの「笑顔」は直ぐに見破られます、「笑顔」は心の中から滲み沸いてくるものなのです、その「笑顔」を日々鍛えるためには(普段着でいる時の自分自身の真顔が)大切です。

 

誰も居ない所での自分自身を全て曝け出し、ありのままの自分に気付き、見せ掛けの自分自身を見抜き、自分自身がになっている時に「心の余裕」が出せれば「笑顔」が自然と出てくると思います。
常に「心」を、静かに落ち着けているように心がけましょう。