危機管理(事の重大さが)

 

20177月のJOC(日本オリンピック委員会)の選手強化委員会が開催された、その場所の質疑応答で強化本部長の山下 泰裕氏に対し以下の如く質問をした。

その質問内容は:2018年平昌オリンピックの危機管理はどの様に考えているか、またどの様にするのかと。

山下 泰裕強化本部長は答えられず、選手強化部長に話を振った。

危機管理委員を置いて対応は万全ですと。

どの様に危機管理は万全で、どの様な「メダル」を取る対策・対応を考えているのかを聞くと。

やれる事は万全を喫していると、答えた。

 

一つ目に、スキーの競技の時に、雪質を見る機材を韓国に持ち込み、やれる事はやるとの事です。

その機材は韓国は認めるのかと質問をしたり、他に調べる事(天候等)があるのではと、聞いた。

韓国は日本がどの様な機材を持ち込むのかは事前に知っている。土壇場でキャンセルは無いのかと聞くと、黙ったままである。

 

二つ目に食べ物、飲み物について質問した。

韓国に行くと飲み物は全て戴けるけど、それは戴くと言う事で良いのかと。

戴いて問題は無いのかと聞いたら、選手強化部長はハッキリと言った。

ペットボトルは口がカチッと音がしている物を飲む様にして下さいと。

絶対に口にする時には、良く見て考えて口にして下さいと。

それで問題は無いのかと、再度質問したら、黙ったまま。

もしも「飲み物に混入物が入っていたら」どうするか。

前に飲み物を配給されて飲んだ選手が・・・をする、船酔いと同じで日本に帰るまで治らない、日本以外の国では口にするモノは全て安心できないと。

それは「口にするモノ全てに」である、「入っているのか、入れられているのか」分からないが。

 

日本人は「心優しい」人間ですから、人の不幸を考えたりしないけど「その他の世界の人間は」人生がかかっているから(オリンピックなどでメダルを取ると人生が安泰)必死だと思われると、発言をした。

だから用心には用心をと言っているのです。(日本はメダルを取っても安泰の人生ではない)

 

20181月にボートの選手が「僕が○○選手の飲み物に・・・」と告発があり大問題になった。

皆んな私の所に言って来られます「選手強化委員会」で発言された先生の上記の発言が、ボートの選手の心を「動かした」だから耐えられなくなり、僕が飲み物に「あるモノ」を入れてドーピングに引っかかる様にしたと。

日本人は『「心優しい」人間ですから、人の不幸を考えたりしない』この言葉に彼は耐えられなくなったんではないでしょうかと。

そんなメールを何人もから頂いています。

20177月のJOC(日本オリンピック委員会)の選手強化委員会が開催されなかったら、先ず、ボートの彼は自分から「白状」する事はなかったでしょうと。

皆さんが言います。

20177月のJOC(日本オリンピック委員会)の選手強化委員会の議事録が楽しみです。

 

昔子供の頃に家の住職から「人間素直が一番」と言われた事があります、今その通りだと思います。

人には生きて行く人生で色々な事があると、人との出会い、家族の出会い、家との出会い、仕事の出会い、そんな出会いの中で、素直に生きられる事が一番ですね。

 

上記に書きました、飲み物に入れたのか、入れられたのか、と同じく、人と話す時は「言いたいのか、聞きたいのか」相手の目を見ればその人の気持ちが分かる、又「相手にしてあげるのか、やらして貰うのか」によって人生が変わるし変えられると、教えられた。

 

文章でも同じで、心に訴える文章は、その書いてる人間自身の「心」を動かす言葉を書いた時に、その書いた人間の人生が変わるのです、又それを読んだ人の人生も変えるのです。

それ程文章というモノは大切で、言葉を変えれば「危険」でもあるのです。

 

心が体を動かし、体はいかにモチベーションを上げて継続させる事が出来るかが、競技者(アスリート)に分かるのかです。

分からないと思いますけどね。

前に選手強化委員会で副本部長が「心を鍛えて」下さいと、言われた。

即だに私は言いましたよ。

何を言っているのと「心は鍛える事」は出来ないですと。

言ったら、副本部長は「キヨトンとした顔」していました。

副本部長自身が「メダルを取って」いるのに、分かっていない。

簡単には分かって欲しくないし、分かる訳がないと、私達研究者は思っています。

私達は一生懸命に勉強して、勉強して論文を発表するんです。

 

今、アスリートの現場に行ってビデオを回し、色々なデーターを分析して研究していますよね。

それと同じですよ。

ただ私達(研究)のは形として現れないですから、余り浸透していませんが。

これから何年か先には必ず分かりますよ「体力も大事、もっと大切なモノ」が、何であるのかが。