すみません「迂回融資」をやりました

昭和50年代はどこの銀行も「融資」をしろ、誰にでも「貸せ」「ゴミ」にも貸せの時代でした。私はお客に対し「嘘ばっかり」ついていました。それは支店の成績を上げるためでした。「越前支店」に勤めていた時、一人のお客さまの融資をめぐり色々話し合いました。その結果誰か他の人間を出させる事で融資をする事に決定しました。
融資をする時、名前を借りた人間には全くの目くら印を押させて、保証人をとり、他の人に融資をしました。何ヶ月かして、返済が滞り、融資人に対し、支払うよう促し、「脅し」返済を求めました。月額5万円でいいと「騙し」、元本だけでも支払うよう説得し、担保物件は競売にかけ、元本近くの金を回収。本人には何千万円かを何十年もかけ支払わせた。元本の返済が終わった所へ利息代として請求、「骨までしゃぶる」会社の方針で返済させる。
裁判になったとしても迂回融資の認定は難しいから裁判でもなんでもやってこいが高知○○金庫の方針です。お客様の顔が浮かび夜が・・・・申し訳ありません。(Y・H)