座敷わらし

今世間で色々騒いでいる座敷わらしのことに付いて、ここに記載させていただきます、 余りこう言う話は公の場では言わない、又発表しないのが良いとご先祖様からの言い伝えであります。 でも余りにも世間がいい加減な事を言っている為に、ここ(watanabeyukio.com) のホームページにて発表させていただきます。 今から30年余り前に福井県鯖江市のある屋敷(何百年も続く古い屋敷)に何度か行き来していました、その家はほんとに古い屋敷でした、 家の中には全く押入れ等が無く、総ての物は蔵にいちいち入れに行かないといけない大変不便な家でした。 家の中の周りはぐるり廊下があり、その廊下の上には大きな梁(はり)があり、その梁には50cm間隔で何かを吊るした痕があった、 何の痕か聞いてみるとそこには御米の1俵が吊るしてあったと、1俵俵を積み重ねると風通しが悪い部分ができて御米が腐るからと、 もう一つの理由は(我が家はこれだけ米があるぞ、これだけ米を作る土地持ちだぞ)との事であったとの話を聞いた。 こんな家には当然トイレ、風呂場は外である、寒いとき(大雪のときなどは大変でした)などは風呂場から家に入るまでに体が冷えてしまうのである。 そんな家で(1979年2月5日)夜中の1時頃トイレに行きたくなり一人で起きてトイレに行くと、 玄関を出て西にあるトイレに行く途中で(ネルの紺の着物)を着た男の子が(5歳か6歳位)、私に「おじさん遊ぼ、おじさん遊ぼ」と声を掛けてきた、 私は当然のごとく「こんな夜中に君は何処の子だ」と言うと、子供は「おじさん遊ぼ、おじさん遊ぼ」の一点張り、 又玄関に入り夜中にも関わらず大声で「誰か、子供が尋ねて来ているよ」といい皆を起こした。 起きてきた連中は、子供は「何処だね」と私は「トイレに行こうとしたら、後ろからおじさん遊ぼ、おじさん遊ぼ」と着物きた子供がきたと、 子供は「何処や」と皆で探したが居なかった、皆は黙って家に入り寝てしまった。 私もトイレに行きそのまま寝てしまいました。次の朝皆は顔を合わすも昨晩の事は何にも無かったかのように何も言わないから私も忘れていた。 それが座敷わらしとは分からなかった、何年かして又福井の家に行ったらその子供が玄関にちょこんと座っていた。 同じ服装である、出てきた主に「この子供は、何処の子」と尋ねると、「この子供は、この屋敷に代々住んでいる座敷わらしだ」と教えられた。 何代も此処に住んでいる人間しか又限られた人間しか見ることが出来ないと言われた。私はその限られた人間に入っているんだと思った。 田舎(高知県)に帰った時に、母親(代々お寺だった為)に「福井で座敷わらしに会った」と言うと「それは良かったと」言う、 何が「良いのかね」と私が聞くと、母親は「座敷わらしは家の繁栄をもたらす」と言われた、ただ「良い事ばかりではない、 そのことが(座敷わらし)世間に知れたりすると、やきもちをやいて(その家は)火事になる事が多いから」と母親は言った。 その通り15年位前には福井の屋敷は火事になり全てを焼失した、母親の話をするわけにもいかず・・・今はその座敷わらしは福井には住んでいません。 その座敷わらしは、私について来て今は高知県土佐市に居ます、 その座敷わらしに気がついたのは、平成13年11月26日の時に高知県高知市に200坪の土地・建物を購入し高知県テコンドー協会の道場にし、 韓国からテコンドーの師範をお招きして2階に住んでいただいた、その先生が何日かして私の所に来て「あそこに変な子が居ます」と言う、 私はそんな事はないだろうと思い何度も、2階に行ったが会えなかった、余り真剣に先生が言うものだから、 知り合いの神主(神職者)に御願いし道場の全てをお祓いしてもらった。お祓いが終わったらテコンドーの先生は韓国に帰って日本には帰ってきませんでした。 韓国にも私と同じように色々見える人間がいるものだなと思いました。今は女のテコンドーの先生が韓国から来てくれて指導してくれています。 ただ座敷わらしのことですが今「何処に居るかと」言われたら先ほども言ったように、私の家に居ます(間違いないです)。 何年か前までは私が高知、東京を行ったり来たりの生活をしていましたから、私と一緒に行動をともにしていたのはたしかです。 新宿区四谷4丁目のマンションを購入して持っている時はそのマンションで寝泊りしていましたから、一緒に住んでいる住人に私が東京に来ると、 必ず何かが一緒に来ていますと何度も言われました。その学生も何かが見えるみたいでした、 今はその学生は大学を卒業し高知県に帰っています。何処かの市役所(消防士)でこんな才能を持った青年を一芸で雇うと必ず町、市、県、の為になります。 県、国の宝をみすみす失わないようにしてもらいたいものです。何故高知県土佐市に居ると断言できるのは、私は今東京に居ます、 にもかかわらず、私の家で誰も居ないのに勝手にテレビがついている、又水道が出っぱなし、知り合いのおばさんにテレビを消してもらったり、 電気がついているからと電話が掛かってくる、市役所の水道課の職員に水が出て居ると水を止めてもらい、四国電力の職員に家に行ってもらい電気を消してもらい色々大変です、 知り合いのおばさんはお喋りだから直ぐに町中に知れ渡るから、座敷わらしの事なぞ言えません。 ただ言えることは座敷わらしは何人も居ません、座敷わらしは一人です寂しいからイタズラをするのです、座敷わらしは女の子ではありません、ちゃんとした男の子です。 いい加減な事を言わないように。高知県の家にこの間までラブラドールの犬が居て一緒に家で遊んでいましたが、今犬は東京に連れて来ています 、散歩させる人間がいないからです。多分寂しんだと思います。ご先祖様の言い伝えは騒がないようにであります。火事になると座敷わらしはもうその家にはいません。