運(何でも間違っていたら素直に謝る事)
ここのところ暗いニュースばかりですが、我慢して読んで下さい。以下の彼とは相当親しくさせて頂いていました。
出身地の静岡県を拠点に情報番組のキャスターとして親しまれた大沼啓延(おおぬま・ひろのぶ)さんが9日午前1時14分、肺炎のため都内の病院で死去した。静岡県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。
若い頃は本当に良い男でした、今で言う「イケメン」ですね。いつも二人で連れ立っていると、そこの辺のタレントには負けなかったです。
自慢してるのでは無いですが「本当に・・・」。 でも彼にはいつも言っていましたよ、家の住職が言っていたよと「世の中で必ず必要とするものが3ついると」それを分からないと早死にするみたいだと。
彼は真剣に私の話を聞いていました「1.お金、2.仕合わせ、3.健康」。
でもな、我々には手は2つだよ、3つのうち、どの2つを選ぶ、と言うと「真顔で真剣に考えて」ずっと手を見ていました。23歳の時でした。
大沼の事を私は「アンちゃん」と呼んでいました、彼の「声」は低音で良い声でしたね。 ただ、上がり症でした、いつも緊張して話をしていましたね。
最初に会ったのが「相撲の稽古場」でした、初代貴乃花関、学生横綱出身・輪島関のインタビューの席に立ち会ったのが初めてでした。 何処の誰と言う「タレント」かなと思いました、声を聞いていると、本当に「良い声」でしたね。 ウットリ聞き惚れていたかな、男がそれぐらい「惚れて聞いていましたから」女性なら大変でしたでしょうね。 彼は「奥手」でしたから結婚は遅かったです、だから私と正反対だから「ウマが合ったんで」しょうね。
いつも会うと「吉田松陰」の話をしたり「論語」の話をしていました(暗い話で、すみません)。
彼の一番好きな言葉は「立派な人の本を読む時、もっとも大事な事は、バカみたいに鵜呑みにしない事だ・人の話や噂なぞ信用するでない、自分に良い人であればそれでいいのだ」この言葉が一番好きだった。
テレビに出始めた時、彼はあまり本心を話す友達がいなかったみたいですね。
私に会うと直ぐに「言うべきで無いのに言うのは、人の心を引きつけようとしているだけだ」と彼は言います。 テレビで発言するときには、気をつけて喋っていると。 そうでなくても彼は「上がり症」なんだから、大変だったろうと思います。
そんな仕事をしていたら「早死になったろうに」これからの人生が面白いのにね。
アンちゃんに聞くの忘れていた「3つのうち、2つは何と何を選んだか」をです。 私には分かるけど、皆さんはわかりますか。
折角私と知り合ったんだから、もう少し「色々な事を話しておけば、長生きさせてあげられたかも」。
家の住職は、お前は「ほんの小さな優しさ」を持ち合わしていると、それを分かる人間がいるかなと。 又感じる人間がいれば「その人間は必ず、健康で仕合わせ」を兼ね備えた人間だ、と言っていました。
私と仲良くすれば「なんか、皆さん健康で長生きできますよ」と。 逆も「然り」で、喧嘩をしたり、揉めたりすると、周りは皆さん・・・。 仲良くしましょうね。 こんだけの才能を持っている人間が、ここに居るんだから「考えないとね」良いことが有るかもよ。
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