啓発(2)(クラチャンならルールを網羅しろ)
前回の続きです。
色々な倶楽部や強化委員や競技委員に問い合わせしました、競技をしていて相手が「ルール違反をしたら」マーカーはその相手のスコアを聞く時に、スコアが間違っていたら「スコア違うよ」と教えてあげるんですと。
そうしないと「そのままで次のホールでティーショットしたら」失格になるよと。
よく教えてあげましたね。これが全ての答えです。
何年か前にこんな事がありました。
競技中での事です、スクラッチ競技で1対1の(マッチプレー)戦い中で、グリーン場に向かって遠い人から球を打たなければいけない、その時に。
@少しだけグリーンに近い人が先に打ったら、相手の方は「俺が遠いから俺が先に打つんだろうと」やり直せと、言った。
先に打った方は当然「すみません」と、言って打ち直した。
先に打った方がたまたま「グリーンに球が乗ったから」打ち直せと。
グリーンに乗らなかったら、そのまま「先に打ったらダメだよ」の注意で終わったと。
Aこんな方もいた、ティーショットを打つ順番を間違えて先に打ってしまった、ナイスショットだったので「すみません」と謝ったが、後で打つ方が打ち終わってから「やり直せ」と言ってまた打ち直した。
B同じくティーショットを打つ順番を間違えた、打った人は「OB」になった、相手の方は「打つ順番を気をつけろ」と言って注意で終わった。
Cティーグランドでティーショットを打つ時ティーマークよりも前に出ていた(通称・デベソ)この出ている時に「出ているよ」と、競技委員長は教えてあげると、言っているのです。
教えないでそのまま相手に球を打たせれば、2打罰である、そのホールは勝てるのです、それでも相手に教えてあげるのか、それは「キャディさん」が教えてあげるんではないですか。
競技者は「勝負に勝つ事に」専念するべきで、相手に「ルール違反ですよ」と教えるものではないです。
D2年前のクラブ競技の決戦(マッチプレー)の時に、競技委員との対戦になった、この競技委員も「ルール」を全く知らない、2番ホールの時にグリーンの上の所から打った球の扱いが「ルール違反である」この違反を教える訳にはいかないです。
何故か「次回又同じルール違反」を犯すから、その時ははっきりと「指摘」し、言います。
「何々でルール違反」だよと。
相手の「ルール違反」を指摘したら、嫌な奴(人間)になるでしょうね。
でも、それがゴルフで「ルール」で始まり「ルール」で終わる訳ですからね。
「技術」で負けて「ルール」で勝つ、それも「勝ち」には違いないです。
それが競技というものだと思われます。
競技中に「ルール違反ではないが」グリーンに遠い人から球を打っていく、ティーショットはスコアの良い人から打つ(スタートのティーショットは競技委員会が決める)グリーン場でもカップに遠い人から打つ、これがマナー・ルールとしてあるからなんです。
また一番やってはいけない事をやると「ゴルフは勝てる」んです。
それは相手に対して「チクリ、チクリ」と指摘する事です。
さっき「俺が遠いのにお前は先に打った、そんなんでお前はクラチャン取ったのか」と、相手に向かって言っていけば、相手は「もうやるの辞めた」と、言って帰る。
実際にこんな事があったんですよ。
これが競技です「相手の嫌な事を言う」心理作戦です。人間性よりも「勝負に勝」を優先する人もいます。
その方は、もうこのゴルフ場には殆ど来なくなり、来ても競技には参加しません。(この方も競技委員長に言ったそうです、でも対応出来なかったし、何も解決してくれなかったと)
競技委員長が何の決断もしないから、皆んな嫌な思いをするんですよ。
ゴルフとはマナー・ルールでなって(成り立って)いるのです、そのマナー・ルールを覚えないとゴルフをやる資格がないと思われますが、どうでしょう。
又全てのゴルフ競技が終わって、一緒に戦った相手を誹謗中傷してはいけない、それは競技が終わったのですから。
もし言いたい事があるのであれば、競技中(その場で)に指摘しなければならない、その時に指摘しなければ、認めた事になるのですからね。あいつは競技中にボールを足で蹴った。
終わればお互いを称え合い、仲良く又ゴルフをするのです、何事に於いても「勉強・練習」をするのです。
私達以上に競技委員・競技委員長はルールの研修会を開き勉強しないといけないのです。
決して自分達の愚かさを、他人のせいにして欲しくないです。
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