少し前に海外のスポーツ大会に行かせて頂いた時に、世界各地からの役員が参列している席で、事もあろうに、グッスリ居眠りをしている役員がいる
(写真@)
余りにも目立つので近寄って見ると我が日本の代表だった。
お疲れなのは分からないでもないが、国を代表して役員参列席に居るのだからそれは無いだろう。
我が家の住職曰く、「まだ修行が足らん。」無の境地がその人間を救う、もし眠くなったら、「頭の中を空っぽにして、無の状態をつくる。」それから「眼を閉じて複式呼吸で呼吸を整える。」そうすると眠気を吹っ飛ばす事ができると。
このやり方は簡単そうで中々難しいが、毎日の訓練を15分やっていれば自然と出来るようになるとの教えです。たった15分の瞑想を習慣づける事で、今迄見えなかった世界が目の前に見えるとの教えです。
私は写真の彼についてどうこう言っているのではない。人としての基本の話をしているのです。彼は「業」(ごう)に負けていると思います、「業」とは「欲」(よく)に負けているという事です。
世間であいつは「欲が深い」とか「欲ばりな奴」とか「高望み」(たかのぞみ)しすぎだとか言いますよね。
皆が皆で持っているモノなのです、「業」を持ち合わせていない人間は居ないと思います。
全ての人達は「業」、「欲」を求めて日々生活している訳です、犬だって猫だって(今日は腹いっぱい食べたいな)(今日食べられなかったら、明日はきっと食べたいと)思っているに違いない、私は犬や猫が言う事は分からないですが、家に居る犬を見ていると、多分こんな事を思っているなと例えに出しました。
家の住職曰く「業」とか「欲」は人間の最も恥ずべきモノであり、それはイコール「ケガレ」の原因である。
人として生きていく過程で知らず知らずの内に、その「ケガレ」が憑きその「ケガレ」が原因で悪い事とは知らずに悪い行為を呼ぶのである。
いかにも自分の行為でやっているのか、又「ケガレ」の行為で行っているのか分からなくなるのです。
これが「ケガレ」の恐ろしい所です。良い行為は良い「気」を引き寄せると言われています。この様に人前で「寝る」という事は、多分「ケガレ」におかされていると思います。
(写真A)
この写真を見ると分かると思いますが、後ろから撮った写真にはその人の「ケガレ」が分かります。この場所は禁煙でありタバコを吸う場所は決まっているわけです。それでも選手の練習している所に椅子を持ち込み、踏ん反り返ってタバコを吸う、その人間の後ろ姿を見ると大体「ケガレ」が憑いていることが分かる。 本来は正面からその人間の顔を見て「ケガレ」が憑いているかを見分けるのです。我が住職の言葉「偉そうにするなよ、偉そうにする人間程偉くはない」の如く、又彼は本来の基本を身につけていないし一定のレベルに達していないと思います。
もし彼が本当に基本を学びたいならば、色々な本を読み「帝王学」を身に付けなければいけない。自分を大切にする心を養うべきである。今からでも遅くない一生懸命勉強することをお勧めします。
(写真B)
この写真に皆さん何を感じますか、一人は椅子に座りもう一人は下のマットに腰掛けて話しています。
当然椅子に座り話している人が目上の人(何らかの役に付いてる)と思いますよね。
この人物も問題があります。接骨院から来ているマッサージ師だか接骨師だか分からないですけど、全国(県の会長だったり、県の代表だったり)から来ている人達の前でこの態度です。
自分の立場が分かってない様に思います。もしマッサージ師や接骨師ならば当然裏方なのです。
裏方は裏方の仕事をすればいいのです。
選手の前にいたり、他の役員の前で椅子に座り、踏ん反り返り、そこに居ること事態可笑しいと思います。国家を代表して出場している 選手をサポートするのですから、参加する前にこの人物に色々の事を教えるべきであると思います。「帝王学」を勉強させるべきであります。
(写真C)
この写真の背中をこちらに向けている人は、前に居る役員の目線に合わせてわざわざ座り込み話をしています、この方は前(マット)に座っている役員よりも年も上、経験も上、だけど現実には(今は役職が付いてないので)前の役員を立ててこの様な態度で話をしています。
中々できるものではありません。でも誰かが見ています、その為にも基本を忘れず頑張ってもらいたいと思います。
必ずこの方に役員だったり会長だったりの椅子のチャンスが回って来ると思います。
目上の人を立て役職者を立て基本をきちっとやるようにしましょう。