度量（人間の器量）

北野誠氏が「舌禍事件」を起こし「芸能界無期限追放」となったのは。原因はバーニングの周防氏に関することで、何か云ってはいけないことを言ってその「責任」をとらされたからだそうであります。周防氏に関して「云ってはいけないこと」とは何んなのか。マスコミ報道を見てもそれが何んであったのか、サッパリ分かりません。本来スキャンダルを「メシの種」にしている各テレビ局のワイドショーなどは、何事もなかったように「そのこと」については一切触れることがありません。寸前までレギュラーで北野誠氏が出演していた番組でさえ、彼の突然の「降番理由」を明らかにしないありさまです。何故一人の人気タレントが事実上芸能界から「抹殺」された「事件」の真相を究明し報道しようとしないのか。芸能界のドンといわれる「周防氏」に嫌われたら一大事と沈黙を守り、ちぎれるほどにシッポを振って媚びているからなのか。彼等テレビ局に国民の財産である「電波」を使用する「権利」を預託し、新聞雑誌に「第三種郵便認可」の郵送料金の特別の便宜をはかっているのは何んの為なのか。
周防氏は「暴力団関係者」である、と云われたことを頭にきたとの説がります。

　何にをいまさら、先頃警視庁から流出した○暴に関するパソコンデータにも「明記」されていたように、周防氏＝暴力団関係者と親しいことは芸能界のみならず一般社会においても知られている事実であるんです。そして周防氏自身、そうした「交友関係」を否定することは無いのです。
芸能界のドンといわれる「立場」であれば「裏社会」の人間と親しくしているという「風評」は決してマイナスとしてでなく、プラスに働くことを周防氏自身が認識していたからにほかなりません。たとえ北野誠氏が周防氏を「暴力団もどき」と悪しざまに言ったにしても、そのことで「激怒」し「芸能界追放」を指示したとは考えられない。周防氏にとって「暴力団関係者と深い付き合い」は勲章なんです。「あの人は凄い、恐い、強い」との風聞を言い触らしてくれる「九官鳥」をドンが「絞め殺す」計算違いをしたとは思えません。

　「二刀使い」であることをバらされたから、との説もあります。がこれまた周防氏が「男もいける口である」との噂は古くから芸能界関係者の間で囁やかれていたことだから、その「噂」は周防氏自身のもとにも当然のごとく届いておる筈であり、そのことを「ウンヌン」されたとのことをもって今般の「追放劇」を行なったとは、これまた考えられない。

　週刊文春は北野誠氏の「舌禍」は「サザンオールスターズのデビュー時の音楽出版権にまつわることを暴露した」ことでドンがブチ切れた、と書いていました。そうしたことが不名誉にあたり事実誤認であると考えるのでれば「藤原紀香は愛人である」との報道をした出版社を訴えて「裁判」としたごとく、このたびも訴え出て司法の判断にゆだねれば良いことではないのか。

　音事協なる「圧力団体」を使って弱い立場の一タレントを「追放」の浮き目にあわせるとは、やりすぎだと言わざるをえません。やりすぎたから本当はもっと「悪行」をしていてこれからも続々とそれを暴露されるのが恐くて汚い手を使ったのだろう、と世間はそう見ています。運あってドンといわれるほどの立場に昇りつめた人物であれば、たいがいのことは笑って許せる器量を見せるべきです。「情けは人の為ならず」さすればさすがドンである、と世間の評判は高まるかな•••無理だろうね。「窮鼠猫を噛む」とのことわざがあるように、北野誠氏は妻も子もある立場の男でございます。

　「ハチの一刺し」で時の田中角栄を葬り去った榎本夫人の例もあるのだろうに。古来より英雄はこんな人間が、と油断し小バカにしていた人間に刺されて命を落とすことが少なくないのです。北野誠氏は最後のラジオ出演となった番組の中で涙した、というではありませんか。「許す」ことで周防氏、あなた自身が救われることがある筈だけどね。

　周防氏、あなたが「秘密」にして隠しておきたいことを私はいくつか知っています。タカをくくらないほうがいいと思います。
それにしても、皆腰抜けが多いですね。


日本のテレビ、ラジオ、新聞の「ドン」に対する腰くだけぶりはなんたるざまだろう。このたびの「追放劇」報道から逃亡したテレビ、ラジオ、マスコミは自分たちが「自爆テロ」をやっていることにお気ずきないのでしょうか。大衆をあなどってはいけません。

　
頑張れ北野誠氏、めげるな北野誠氏。人生、晴れの日もあれば雨の日もありましょう。あなたはまだ若い、これから先は長いのです。
これからの人生で、根性の違うところを見せてやろうではありませんか。（村西氏ブログより）

　私の田舎の高知県に、高知新聞社という田舎の新聞社で性根の座った記者がいた、彼は反社会的勢力と土佐電鉄株式会社の関わりを暴いて、高知県のヒーローになった。その彼が土佐電鉄から何十年も金利を取っていた、四国銀行の高金利3％を新聞紙上で暴いた、すると暴いた彼は四国の高松に飛ばされた、本来は1年間の高知新聞の最高の賞を貰うべき人間であるにも関わらず、左遷されたのですよ。それは何故だか分かりますか。こんなんですよ。

我が住職が言っていました「上から見ているぞ」必ずしっぺ返しがあるぞとね。

今回私にこの事を「本当の事を書いてやるべき」と皆さんから言われましたから、少しはね。