啓発2あまり公にならなかった話をホームページで話します。ちょうど一年前の話です。フジテレビで朝放映されている「とくダネ」(メーン司会者小倉智昭氏の番組)でこんな事がありました。 平成21年1月9日(金曜日)冒頭、小倉氏が初場所の横綱朝青龍が二場所休場の後の出場を心配し「こんな時に星の貸し借りをしたいものですね。」と発言した。それはあくまで朝青龍に頑張って横綱の地位を守って貰いたい一心で「ジョーク」的に発言されたように私には聞こえた。 それを日本相撲協会の九重親方・元横綱千代の富士(役職は広報部長)は、番組の担当者に電話を掛け「今喋った、『星の貸し借りをしたいものですね』の発言は、如何にも相撲協会に八百長が存在しているが如きの発言である。今直ぐ発言を取り消すように。」との抗議をした。その後九重親方・元横綱千代の富士はフジテレビに対し脅しともとれる発言をし、又上司に対し圧力を掛けた。その圧力を掛けた内容は、相撲協会の相撲の映像その他全てをフジテレビに流さない、相撲取りを全員テレビ出演させない等であったと聞いている。 そこでフジテレビはスタッフで打ち合わせをし「司会者の小倉氏に謝罪をさせる事で合意し、小倉氏の説得にあたり・・・」小倉氏の説得の理由はフジテレビに迷惑がかかるから、如何しても12日の月曜日に謝罪して下さいと殆ど強制的に押し付けた。12日朝8時の冒頭で9日の発言の事を話始めた小倉氏は、断腸の思いで謝罪を始めた。私は聞いていて小倉氏の謝罪に違和感を感じた。小倉氏は「私は間違った発言をしてないし、もし間違った発言であると皆様から指摘されるのであれば、何時でも辞める覚悟でいます。」との悔しい謝罪でありました。小倉氏の最後に嫌味とも取れる発言が発せられた。フジテレビに迷惑がかかるから如何しても謝罪してくれと言われたと。私は小倉氏の9日の発言を聞いていたが、全然違和感も無く朝青龍の初場所の心配をしているんだなと思っていた。12日の突然の謝罪を聞いて小倉氏の悔しさを感じた。 1981年横綱輪島関の引退相撲が終わりジュニア(鹿内春雄氏)とお会いしお話をすると「先に入って(フジテレビ)おくか」と言われましたが、「今やりたい事がありますから、会長になってからお願いします」と言い終えると、ジュニア(鹿内春雄氏)は「フジテレビを改革する、お前みたいな性根の座った人間がいる」と言って下さいました。「会長というものはな、踏ん反りかえっているんではなく、会社の隅々まで把握し、社員の行い行動等を知り、もし番組やタレントさんや社員がミスしたり失敗したりしたら、全責任は会長の俺が取る、そうしなかったら良い番組が出来ないし良いタレントさんが出演してくれないし又社員が育たない、又怖がって仕事をしなくなる」と言われた。この事が頭を過ぎり「小倉氏の謝罪はちよっと違うな」と思いました。 多分フジテレビ会長の日枝久氏(写真上)には話をしていないと思われます。何故なら大切なタレントさんに謝罪させるなんてジュニア(鹿内春雄氏)の改革に考えに反すると思う。又日本相撲協会の一理事がテレビ局を抗議したり脅したりすること事態がオカシイです。冷静に考えてください財団法人日本相撲協会は全ての事に対し単独プレーを認めてない。それは今回のような事があれば緊急理事会を開き、抗議・謝罪をさせると決議で決まれば、協会の理事長名で文書にて質問をする。これが財団法人日本相撲協会のするべき行動だと思われます。今回相撲協会は理事会を開催しておらず、九重親方・元横綱千代の富士の行動は感情に左右された単独プレーの何ものでもない、その抗議に気が付かないフジテレビの方々の啓発を求める。今後フジテレビに出演するタレント、文化人の方々の為にも決して・・・どの様な事が有っても全ての責任は社長、会長がお取りになるようにして貰いたいものです、その為に高い年収をお取りになっているのですから。くれぐれも勘違いされませんよう。日枝久会長、宗教に瞑想している場合では無いですよ、しっかり責任を取って下さいね、ジュニア(鹿内春雄氏)が上から見ていますよ。
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