夫婦とは2

夫婦とは(男と女が支え合っている事を夫婦)と言う、と我が住職に教えられました。難しいですね、血の繋がった肉親でも旨くやっていくのは大変なのに。生まれも違う育ちも違うそんな二人が、夫婦として生活していくには簡単な筈ではありません。だからこそ、お互い気をつけなければいけないことがあるんです。それは、優しさ、思いやり、尊敬、愛情、感謝、言うのはやさしいけれど、なかなか難しいものです。じゃ、どうすれば良いか、簡単なんですよ、何か難しく考えていませんか。世間の夫婦は色と言いまして、皆、考え方、行動、動作が違うんです「おはよう」と言われて気分が良い夫婦だったり、朝から「おはよう」とか煩がる夫婦もいるんです。挨拶は基本だと、常々言っていますが、一概に言えない場合もあるんです。夜は「お休み」を言わないでついつい寝てしまう、そんな夫婦もいるんですよ「いつの間にか寝てしまってた」ということがあるとしても、朝起きたら、しっかり顔を見て「おはよう」と言うようにしましょう。奥さんが髪を切っても全然気が付かないようでは、危険信号ですよね。それは、全然奥さんの顔を見ていないという事です、いつも「家にいて当たり前、元気でいて当たり前」そんな生活に慣れているんですね。それは、本当に不味いですね、取り敢えずは顔を見て「近状報告や機嫌伺いの、どう・・・」と言うようにしましょう。どちらにせよ、毎日スキンシップを取る事からですね。何もしないで、何も話さないでいる夫婦は末期症状ですよ、朝起きたら、どちらかの荷物が無くなり、家出しているかも。若い時は、好きでいるんだけれど、それも3年持てば良い方だと言われています、悲しいですが、本当のようです。今の世代は我慢が出来なくて、全てを言ってしまいますからね。

外国人みたいに、毎日キスをしたり、身体を触れ合ったり出来れば良いんですがね。私達は、なかなかキスをするタイミングを探すのも大変ですからね 1.起きたよ 2.出かけるよ 3.今帰ったよ 4.寝るよ 5.何処か行こうか 6.買い物した 7.体調は 8.何かやろうか。こんな簡単な事が出来なくなっているんですよ。もう一度子供の頃の原点に戻り、考えや行動をなおさないといけないですね。若い頃はテレビを観ながら会話をしたり、1日の出来事を聞いてみたりしましたよね。そんな些細な事が出来なくなっているんですね。時が立つとそんな事を忘れているんですね。些細な話でも「知らない、分からない」と言うのではなく「何だろうね」とか「なんでだろうね」などと会話をしないといけないですね。常に何かを聞く、話すを心がければ「会話の無い夫婦」にならずに済みます。又ニュース番組を観て一緒に1日の出来事を話すのも良い事です。何処かに出かけるのも良いですね。一緒に住んでいるので、何かのキッカケがない限り何処も行けませんよね、近くの喫茶店でお茶するのも良いですね。ゴルフが二人で出来れば最高ですね。前に我が住職の話を書きました「話題は外にあり」とね、本当にそう思いませんか、その前に相手の「」を見る事です、顔に何かが書いてあるかも、それから行動しましょう。必ず外には良い事、話題、思い出、が落ちているから拾う事と、我が住職から言われました。又たった一言「お母さんでも、お前でも、おいでも」でも掛けをせよと言われた、それが夫婦のコミニケーションだと、そしたら必ず返す言葉は「はい」の一言で夫婦円満だと言われた。

子供がいれば子供の事で話が出来るけど、子供も一緒に居るのは18年間ですよね、悲しいと言うか、寂しいと言うか、それが現実で当たり前ですけどね、子供が何処も行かず家に居るとなると、又問題だし(本心は家に居てほしいけど)どう転んでも心配ですよね。どうすれば良いもんですかね。結婚は「相性」ですしね、相性が悪いなら結婚は止めるべきです。無理に結婚しても必ず・・・ですよ。後で嫌な思いをして後悔するなら、私の言う事を信じなさい。「相性」です。我が住職が言っていました、夫婦とは「我慢をする事ではなくて、忍耐だと」ね。「我慢」は何処かで爆発するけど「忍耐」は只、辛抱するのみだと。忍耐は言いたい事があっても、只、えてえ抜く事だとね。良い関係で居る為には「お互いに立て合い、感謝」する事と、ある夫婦から悟りました。夫婦は仕事の分担をして、その仕事をその人に任せ、決して批判をしたり口出しをしたりしない事と言っていました。これが夫婦の「旨くいく方法」ですよ、相手のやってる事を黙って見ている事、終わったら「ご苦労さん」と言ってあげるこの言葉です。この何気ない「ご苦労さん」という言葉は重みのある言葉ですよね。心の底からの「感謝の叫び声」に聞こえますよね。

どんなに忙しくとも、辛くとも、面倒くさくとも、疲れていても、腹が立っていても「ご苦労さん」と言われれば、全てが吹っ飛び「やって良かった」と思えますよね。どんな夫婦でもお互いを「理解」しあうという事です.我が家の住職が言っていました「人は誰しも己が可愛い」だから己を中心に考えると、その中を取れば「心」だけだと、相手に対して「心」を上げれば、そうすれば必ず「感謝」をくれると言われました。私は聞きました「住職、心を上げれば、なぜ感謝」をくれるのと、住職は「心は相手に対しての、餌だ、心が相手に感動を与え、有り難うと言って、謝・お辞儀し、心を感じて、感謝」するという。相手に自分の優しい「心」を上げろと、そうすれば相手も必ず分ってお返しに「感謝」をくれるとの教えです。ようは相手に対しての「思いやり」ですね。全てが下に付いていますからね。

 

 

今はコロンビアでワールドゲームズを開催しています。