言い争いは(言ってはいけない事は言わないよう)

 夫婦や人との争い事や友達との喧嘩の時は、全ての言葉を使いきり言い返す言葉が無くなった時など、よく言ってしまいがちな言葉って知っていますか。相手側からすれば本当に別れたい訳ではないんだけれど、先ずは絡んでみて相手をしてくれるか、相手をしてくれなければこっちを向かせる為に「言ってはいけない最後の言葉」を発してしまうのです。男からしてみれば何でこんな事になるのかと感じるでしょう。「だから貴方と一緒になりたくなかったのよ」の一言は、一緒になる前は、「この人と一緒になって大丈夫かしら」と考えた事はあったでしょう。しかし、その相手と一緒になろうと決めたのは自分自身です。これを言われた夫は相当傷つきます、男は女性と違って後々まで追を引くのです。「出て行ってよ、同じ空気も吸うのも嫌だと」ついカッとなって言ったことだとしても、男からすれば一緒にいる事さえも嫌なんだと思ってしまいます。またこの言葉を発することで、何か己に不満があったとしても、"ただのヒステリーと勘違いされてしまう"可能性が大いにあのです。「稼ぎが悪い」「なんで出世しないの」と一緒に生活していて、お金の問題での喧嘩は良くある事です。しかし今の時代、定職に就いて、毎月の給料を貰うのもそんなに楽な事ではありません。一生懸命働く男に対してこういう言葉を発する事は、男に対して一生懸命働いている行為自体を認めないと言う事です、一家の事を考えるのであれば、思っていても口に出してはいけないのです。「あんな家庭で育ったから、こんな人になったのね」相手の親を非難することで、相手の家族もろとも夫を非難したい気持ちはあるでしょうが、相手の家族にこうした発言はあなたの生い立ちをも疑われてしまいます。「男でしょ」多くの男は男であるという事にプライド持っているので、こうした言葉や「女の腐った奴」という言葉には頭を棒の様なモノで殴られた気になるのです。例え全てを発したとしても、なんら良い答えは出て来ないのです。だから家の住職は言っていました、全てを言う前に「一呼吸して、上に向かって声を発せよ」そうすると「壬(みずのえ・新しい物事の始まり)で心身を洗い流してくれる」次に発する言葉は、優しい言葉になろう。と教えられました。