白 洲 次 郎 C

 

 

尾崎さんが部屋に行くまで、部屋に来ている女性と話し相手になっててくれと、言われていました。

お金は常に持っていましたね、半端なお金ではなかったです、一番のお気に入りは「この前コロナで亡くなりましたけど、岡〇〇○○女優」です、又統一教会の信者の歌手もお気に入りでした。

私に横綱の車で乗せて来るように言ってきます、ちゃんと横綱の了解を貰って行きますからね。

後日使いの人がちゃんと横綱に「ご祝儀」を持っていきます、荒瀬関の所にも持っていきます、当然私は頂いています、〇〇に取られる金額から考えると、微々たる金額です。

その様にして、世の中「見栄」を張るんですよ、格好つけるんです、女性は喜ぶのかね分からないですが、そんな子供じみた事をする人でしたと、白洲さんに話しました。

白洲さんは尾崎清光さんとは、お会いした事がないと、言っていました。

私はお会いする必要もないし、会って何を話すのか「レベル」が違い過ぎるんですよと、言いました。

白洲さんは、目を見開いて私をじっと見て、話を聞いていました。

私から見ました2人は、やっている事は「同じ事でしょうが」そこにいく過程が違い過ぎるんです。

白洲さんは強いて言えば「国家の為」に、色々の企業と渡り歩いている、その企業を大きくしている。

かたや、尾崎清光さんは「自分の為」に企業を脅しお金を取る、自分の「自己満足」の為に脅してお金を取っているんです、そこが大きな違いだと思うんですと、白洲さんに、ハッキリ言いました。

生意気だと思われますが、私利私欲の為に人生を歩んでいる人間と、やった事象や駆け引きに対し、対価を貰う人と、同じ次元で話をするべきでないと思います、「白洲次郎」とは次元が違い過ぎる。

私みたいな若造がとお思いでしょうが、そのレベルの事は肌で感じ、見聞きして分かります。

良いとか悪いとかを私が判断する立場にないですし、その事に関わった立場の人が判断する事だと思います、要は嫌なら頼まないし何が何でもと思えば頼むだろうし、必要悪だと思います、すみません。

 

 

白洲さんは、大声で笑って本当に大声で笑って「渡・わたる」面白いと、言っていました。

お前に初めて会った時から、気に入っていたモノが「今、分かった」そういうモノを持ち合わせているお前が、俺は気に入って会っていたんだな、今初めて「お前の持っているモノに」気がついた。

成る程な「俺はお前の、その才能というか能力」を肌で感じていたんだな、だから「お前と会う事が」楽しみだったんだ、年は違えど何かに惹かれてお前に会っていた、漸く(ようやく)分かった。

わたる、お前はお前で自分らしく自分に正直に生きろ、又自分に対し優しく人生をまっとうしろと。

もし、何処かで挫折しそうになったら、又誰かに挫折させられそうになったら、白洲次郎のこの言葉を思い出せと、言われた「人は必ず吠える、その吠え方が誰に向くかで、人生が変わり勝馬になる」と、人生とは汚いモノだ、人が生きていく為には誰かを蹴落とし犠牲にして己が生きていく、いいか決して蹴落されるでないぞ、もし蹴落とされたらこう言えと「人を蹴落としていい事があったか・Is there anything good about kicking someone down?」と、必ず「報い・reward and」があるぞと、言えと言われた、お前の家のお寺的には「バチがあたる」という事だと、真剣に私に言われました。

俺は(学歴も無いのに高校中退で、{親父が英国にて英語を学んでいたから}俺も英国に行き英語を学んだ)当時コネで・ケンブリッジ大学にて聴講生として入った、世間は俺が大学を出たとか言っているが、高校中退が大学卒業できるか、誰が考えてもできないだろう、歴史には嘘が必要なんだ。

俺はお前がいつも何処でも勉強している、その姿を見て感心していた、いつか必ずお前は「大成」すると、俺は思っている、そのお前はどう思うかと、嘘も方便だと言えるかと、言われました。

只、英語だけは負けなかったがな、この時代は英語が喋れたら大変な時代だけどな、米語ではダメだ、アメリカ人に馬鹿にされるからな、アメリカ人の上にいかないとなと、言っていました。

それから「俺は若い時から不良でな、このまま日本に居たら博徒になっていた」親父が「イギリスに行けと言うから行った」(当時、金はあったから好きな事が出来た・オープンカーを乗り回し、遊び呆けていたから英語を覚えた)と、又聴講生仲間と毎晩飲み歩いていたとも、言われた。

何故、俺が英語を早く習得したか分かるかと、聞かれた。

覚えないと遊べないからだと、本人は笑いながら本心から言った、相当なお金を使ったといいます。

これが白洲次郎です。

 

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