啓発(言いたい事は山ほどある)@

 

 

いつも私に言って来ます、「ナベ・何とか成らんか」とね、その方と私だけ分かる会話です。

これだけの会話で分かる方いらっしゃいますか、普通は分からないですよね。

でも私と話をした方なら分かるんです、それは今まで何人もの人と話をしましたから。

 

若い時は良いですが、歳をとったら感じるし、分かるんです、今何が起きているのかです。

家の住職は言います「幾ら供養しても、その子に伝わらなければ」何の意味もないと、それは。

「善(よ)き人の言(げん)をよく用いること」と、土佐藩の言い伝えだと。

 

うまくいかない、判断できないという時は、自分の尊敬・信頼している人の助言をよく聞いて、その通りに実行してみることも方法の一つだと、言います。

良い結果が生まれ、また自分も学べるのだと、言います。

 

前に事務所に来られた方の事を書きました、この様に言いましたから、再度読んでくださいました。

事務所に入るなり私は声をかけました、辛そうな顔していましたから、大きな声で聞きました。

「何人で来られましたか」と、声を掛けましたら、その人は「見ての通りだ」と言われたので、椅子を3席出してお座り頂きました。(事務所に来られたのはその方1人でした)

 

いきなり「おい、どうすればいい」と言いますから、ハッキリ言いました「○○」はダメですよと。

黙って封筒をお出しになり「モノを頼んで○○はな」でもな、外れたら「○○と」聞いてるが。

分かっているな、ま〜外れる事はないと思うけどな、色々の人間は脱帽していると聞いているからと。

 

私は言いましたよ「このお出しになった椅子は、どうですか」間違っていますか、とね。

本人は「暫く、腕組みしたまま」黙って私の顔を睨んで、見ていました。

天井見たり、下を見たりして、少しの間をおいて、ポッんと一言、発したんです。

 

おい「何をすればいい」と、大きな声で言いましたから。

「何をしたいんですか」と、聞きましたら。

俺に聞いてどうする、どうすればいいか、俺が聞いているんだと、少し怒った言い方で睨まれました。

私は「何を、どうしたいのか」と、再度聞きました。

 

馬鹿やろー「夜寝られないから、寝られるようにしろ」と。

私は「どうして寝られないんですか、夜は早く寝ないと・・・」と、言いましたら。

そうしたら「夜は早く寝るようにはしている、23時には寝るんだけどな」寝ても直ぐに目が覚める、「鼻を摘まれたり、頭を叩かれたり、腹の上で飛び跳ねるから」飛び起きるんだよ、起こされるかな。

本人は真顔で私の顔を見て言います。

それは、上記に記載の「善(よ)き人の言(げん)をよく用いること」を、本気になり心を込めて話を聞き、改心する事です。

そうすれば、必ず伝わります、その人間に「憑いてる」モノを取らないと、何をどの様にしてもダメですよと、言われた事を守っているんですか、一つにタバコやめましたかと、聞きました。

暴飲暴食はやめました、規則正しい生活を行っているんですか、真逆三日坊主では無いですよね。

 

本人は辛い日々を過ごしていると、それは全く真逆の生活ですからね、私達が寝る時間に、彼らは出かけ食事をして、又お酒を飲んで、色々な人達とその時間から意見交換をするんです。

気が付けば朝で、そんな生活を根本から変えるんです、それは難しいですけどね。

 

今まで生活して来た風習を根本から変えるという事は、中々出来ないです、そらそうですよ、何十年も同じ事をされて生活して来たんです、ちょっとやそっとでは、変えられませんからね。

じゃ如何する。(我が寺では、海岸にて桂浜を見て、考え悩み思案すると言います)

 

桂浜からの景色

 

家の住職曰く「それは、家族と共に生活しろ」とね。

先ずは親が居れば親と一緒に生活し、子供が居れば子供と生活を共にする事とね。

それは寝起きを一緒にして食事も一緒にして、出かける行為も一緒、全ての行動を朝から晩まで一緒にする事だと言いました。

そうすれば、必ず周りの人間のペースに巻き込まれ、身体が付いていく、その行為をずっと我慢して行えば、必ず周りと同じ行動に、自分の身体が反応して、付いていくから大丈夫だと言いました。

先ずは「やる事」だし「やってみたい」と、思うべきだ、その心意気が必ず己を「克服」して成功すると、言います。

先ずは「聞き耳をたて、何かを聞く事」だと、必ず「語りかけてくる」と、住職は言われる。

 

その方は、なるほどな、と言われ「分かった様な、分からない様な」話だなと、真顔で言われた。

前から言います様に、音や形や自分に接するモノ全てが、必ず「語りかけてくる」と、言います。

次回に