啓発(己の都合のいいように考えると・・・)@

 

 

慎んでご冥福をお祈りします。
坂本龍一逝去
龍一言ったよね、ナベさんに「助けてくれ」と、ね。
「いいよ」と、ナベさんの持論で助けてやると、龍一に対し「先に逝くか、後で逝くか」その違いだと。
ただ「家の住職は、最後が大切だと、心静かに過ごせ」と、言っていたと。
泣いていたな、皆んな泣くのよ、これだけは言えるそれは「最後良ければ、全て良し」笑って逝けるかとね。
ナベさんは、まだやる事があるから「逝くのはまだ先になる、今度会ったらゴルフ教えてやる、ゆっくり雑談しよう」。
会うのはまだまだ先になるけどな、慌てず待ってな。

 

いつ神様が来てくれるだろうか、又私の願いが叶うだろうか、と私の事務所に来られて話をされた方がいらっしゃった。

その方は皆さん大体の方はご存じの方ですが、名前は伏せておきます、写真は掲載させて頂きます。

 

 

若い時から、やりたいようにやられ、好きなように人生を過ごされたんです、若い時からこんなんで大丈夫かと思えるぐらい、好き勝手に生きてきましたからね。

お金も好き勝手に使い、やりたい放題の日々でした、少しは羨ましいなとも思いましたが・・・。

世の中では言ってはいけない事とか、いっぱいあるんですが、彼はそんなことはお構い無しでしたね。

何十年か前にマスコミに対し、原発「反対」と言ったんです、何を言おうが自由ですが、後々困る事にならなければ良いがと心配していました。

その発言の直後に、彼は「癌」に冒されていました、さあ〜どうする。

一応言いました、自分の言ったことには責任があるぞと、況してや世間は君の言った「原発・反対」は聞いて知っているけど、二枚舌はダメだとね、そしたら彼は日本を捨ててアメリカ・ニューヨークに行ってその「癌」と、戦いだしたんです、それは凄い戦いだったみたいです。

口には出して言いませんけど、凄い不安と絶望との戦いだったと言います。

今でも彼はその不安と戦っているんです、それはニューヨークでかかりつけの医者が彼の癌を見落としたんです、その癌はステージ4まで進んでいてそれを知った時は頭が真っ白になったと言います。

当然との医者を訴えて今は訴訟を起こしています、その訴訟金額は100億円ですからね。

日本と違いアメリカはスケールがデカイですね。

前に彼に言った事を思い出して言いました「毎日毎日生きていて、どう思うか」聞きましたら、そんなこと考えた事ないと、言いましたから。

生きていて疲れないかと、言いましたら、キョトンとした目で私を見ていました。

そしたら彼は「疲れると」言った。

その後に「疲れるけど、どうしようもない」と。

私は言いましたよ「今の自分を捨てる」事だと、言いましたら。

どうやって捨てるか、そこが問題だけど「簡単」だよと、言ったら、凄い目で私を見ていました。

幾らかお布施くれるかと「ジョーク」を飛ばしたら、ハッキリ彼は「当たり前だ」と、真顔で話をしだした。

彼は「毎日生きていて、朝から晩まで何をやっても疲れる」と、言います。

何回か心療内科に通院して、何処が悪いか診察して貰ったが、原因が分からず今まできたと言います。

真逆、ナベさんに言われるとは思わなかったと言います。

ところでナベさん「どうすればいいのか」と、聞きますから、ハッキリ言いました。

それはな「いい人を止めればいい」とね。

いい人を止める、どうすれば止めることができるか、聞きますから。

私は「答えは簡単」だよと、言いましたら、彼は私の横の椅子に座り直し、真剣に聞きます。

それはね「いいカッコ」しすぎ、カッコ付けた自分を捨てる事だと、言いましたら、黙って頷いていました。

いいカッコし過ぎている自分を捨てるとは、要は「見栄をはるな」と、言う事だ。

そうか「見栄な」目一杯見栄をはって、人生生きてきたからなと、彼は言います。

その為に稼いだお金は全て使ったと、それでも毎年何千万ものお金が入って来るから、今の時点でやっていけると、動けば何百万円かは使う、家にじっとしている事は出来ないしな。

「見栄」か、そうだな正にその通りだな。

私は彼に「止められる」と、聞いたら、彼は「止めないと病気も治らないから」と、言いますから。

止めたらきてくれるかなあ〜、話を聞いてほしいからなあ〜、来て欲しいなあ〜と真剣に言っていた。

次回に続く