啓発(おーい、俺の話を聞いてくれ)

 

 

前回の彼の話を掲載している時に、メールが飛び込んできました「おーい俺の話を聞いてくれ」とね。

誰かは直ぐに分かりましたが、少し意地悪して1ヶ月位は知らん顔しました。

すると、パソコンを打つ事が出来ないのに、一生懸命間違いながら「本当に一生懸命、打って来ました」その文面が以下の通りです。

 

「お^い、わかるかーなんねんぶりかな・きみのホ^ムぺ^じよんでいるよ・

オリンピックタイヘンダッタな・コンカイのかれのハナシオレのハナシトヨクニテル・

いまでもオレのはらのうえで・バタンバタンとトビハネル・なんとかならんか・

ま^オレの子どもだからいいけどな・しんじゆくに行くよ・タノム」

 

と以上の文章が来ました、皆さん読めます、分かりますか。

この文章の人は何十年も前に自分の子供を「堕胎」したんです。

その子供が昔から何年も彼を悩まし続けていたんです、その時に私を紹介されて新宿の事務所に来られたんです、私がお昼の食事に行って帰って来たら、事務所の前で立っていたんです、その時は誰かは分からなかったんですが、後ろ姿で多分と思い、お声を掛けました。

「何人で来られましたか」と、声を掛けましたら、その人は「見ての通りだ」と言われたので、椅子を3席出してお座り頂きました。(事務所に来られたのはその方1人でした)

いきなり「おい、どうすればいい」と言いますから、ハッキリ言いました「無料」はダメですよと。

黙って封筒をお出しになり「モノを頼んで無料はな」でもな、外れたら「倍と」聞いてるが、分かっているな。

私は言いましたよ「このお出しになった椅子は、どうですか」間違っていますか、とね。

本人は「暫く、腕組みしたまま」黙って私の顔を睨んで、見ていました。

天井見たり、下を見たりして、少しの間をおいて、ポッんと一言。

おい「何をすればいい」と、大きな声で言いましたから。

「何をしたいんですか」と、聞きましたら。

俺に聞いてどうする、どうすればいいか、俺が聞いているんだと、少し怒った言い方で睨まれました。

私は「何を、どうしたいか」と、再度聞きました。

馬鹿やろー「夜られないから、寝られるようにしろ」と。

私は「どうして寝られないんですか、夜は早く寝ないと・・・」と、言いましたら。

そうしたら「夜は早く寝るようにはしている、11時には寝るんだけど」な、寝ても直ぐに目が覚める、「鼻を摘まれたり、頭を叩かれたり、腹の上で飛び跳ねるから、飛び起きる」こんな事があると。

 

 

以上が前に初めてお会いした時の出来事でした。

今回は、最近寝ていたら、聞こえた「なんぜや、なんぜなの」と、それは多分死んだ子供が「何故、私をんでくれなかったの」と、言っているんだろうが。

今更どうしょうもない事だからな、後は言われたように「供養」ちゃんとしょうと思っている。

日々供養を供養をと、心がけているんだけどな、まだダメかな、それが聞きたいから来たんだ。

高知県の家の住職から言われている「観音様」のミニチュアの御本尊を(魂を入れて頂いて)お渡ししました。

子供のように、喜ばれて「笑顔が良かった」帰ろうとした時に、私は「こんなにお布施を頂いて良いんですか・前回と同じ」と、言うと、後ろを見ないで、OKサインを出されて帰って行かれました。

 

家の住職は言います「幾ら供養しても、その子に伝わらなければ」何の意味もないと、それは。

(よ)き人の言(げん)をよく用いること」と、土佐藩の言い伝えだ。

うまくいかない、判断できないという時は、自分の尊敬・信頼している人の助言をよく聞いて、その通りに実行してみることも方法の一つだ、良い結果が生まれ、また自分も学べるのだと、言います。