啓発(後世に残すモノは)

 

この前私の新宿御苑の事務所に尋ねてこられた方が、こんな話をされました、実は引き出しを多く持っている人は、必ず人生で失敗する事の方が多いと、するとこう言われた、色々な経験をしているからこそ、何でもかんでも話に載る、だから失敗が多いと。

 

じゃ失敗が多い人は多くの引き出しを持っているのか、それは違うみたいです、ここでいちばん大切な事は、引き出しが多い(ここで言う引き出しとは、頭が良くて何でも分かるし、どんな仕事でも熟す『こなす』)人は、どの様な状況に置かれても、臨機応変に対応する事が出来る人間を言うみたいです、だから器用貧乏と言うのと同じだと。

 

上記の引き出しを多く持っている人間は、自分を開花ぶり過ぎているから、又自分自身に自信があり(世の中の事で分からない事は無いと、自信があり過ぎな人だから)思わず失敗に陥る人だと言う。

 

同じ様に感じるんだけれど、やはり違うんですね。

上記の人の引き出しには、精神力や持久力は入ってないのです、ただモノ好きな人と話をしたり、自慢をする引き出しなんだそうです。

 

失敗が多い人は、失敗するだけの引き出ししか持っていないからです、失敗した所で止めるから、失敗なんです、成功する所までやれば失敗で無くなるのです、分かりますか。

 

 

要は両者とも「器」の話です、器が大きいか、小さいかの行為が、失敗か成功かになるのです。

誰でも何か「いい事」した時は、自分自身を「褒める」ようにした方が、根気よく何でも出来るようになる。

今までに色々な教訓や説法や書物を見聞きして来ましたから、大体分かりますし、感じます、人生の最初にした失敗が、必ず役に立ってると成功者は言います、私もそう思います。

 

誰しも失敗はあるし挫折もあると言います、でも失敗や挫折は無い方がいいです。

何故かと言いますと、一度失敗や挫折を味わった人は、心が休まらないと言います。

 

又失敗や挫折をするんじゃないかと、心配で心配で「も」ぐっすり寝れないと言います。

 

どんな大物の成功者でもです、それは如何して分かるか、日々私の所にその方達が来られますから、来られて何を話す訳でもないんですが、を見れば分かるんです。

 

目は口程にモノを言う、と言う事を知っていましたか。

 

私は「相学者」ですからね、日々人と話したり、感じたり、見聞きしていると分かるんです。

面白いでしょう、こんな人間もいるんですよ。

 

最後に世の中の全てのモノや、言葉には二つのモノがありそれを「把手」があると言います、その把手とは、一つに表があれば裏がある、右があれば左がある、上があれば下がある、男がいれば女がいる、如何ですか、この様に考えれば面白いでしょう、失敗があれば成功がある。

色々考えて下さい、面白く人生を過ごしましょう、い人生ですからね。