啓発(もう少し勉強するべきだ)
ゴルフを一日やると体が痛いですよね、痛い体をおしてもやりたいしね、と先生方と話をしていましたら、急に「パワハラ」の話になった、今国会で話題になって、法案が可決されましたね。
パワハラの定義は。
パワハラとは、パワーハラスメントの略語です。
パワーハラスメントのパワーは、「力」ではなく「権力」を表しています。また、ハラスメントとは「いじめ」という意味です。
つまり、パワーハラスメントをわかりやすく言うと、「権力者による、いじめ」もしくは「権力を利用した、いじめ」となります。
この事からも分かるように、パワハラは権力の強い人と弱い人の間に起こるものです。
たとえば、「上司と部下」「教師と生徒」「親と子供」「コーチと選手」「趣味の役職者とメンバー」などが挙げられます。
この「趣味の役職者とメンバー」はゴルフの時に目立ちます。
ゴルフ場が選んだ「役職者とメンバー」の立場です、この立場はハッキリとしています、余程優れた役職者でなければ、解決やまとめる事が出来ないからです。(公正公平な立場に立って考えないといけないからです)
それは、大会とか競技が開催されるからです、大会や競技は「JGAに規則」に縛られているからです。(ローカルルールはあるけれど、基本はJGA規則です)
JGA規則にも掲載されているように、審判のいない競技ですから「紛争」が起こると記載されています。
その「紛争」とは何だか分かりますか。
それは、ゴルファーが正直である事と記載されています、その「正直」である事が出来ないから「紛争」になるのです。
もし、自分が競技中にルール違反をして、相手から「ルール違反だと」言われたら、素直に認めますか、素直に認める事が出来れば「一人前の人間であるし、素晴らしい人間」なんです。
何故、素直に認められないか「人には・業(ごう)」というものがある為に、なかなか認める事が出来ない、それは簡単に言えば「見栄、プライド」があるからですね。
見栄やプライドは、なかなか捨てられないです、それはやっと掴んだ「現在の地位や環境や立場」ですからね。
競技とかに参加した人間は、常に勝とう勝とうと考えて「日々練習に励んで」いるからです。
この日々練習に励んでいる人達に対して、メンバーが皆んなで和気藹々と楽しくやればいいと、いう人間がいるけど、それは「普段遊びでやるゴルフ」で使う言葉で「競技をしている人間に使う言葉」ではないのです。
前にこんな事が有りました。
クラブチャンピオンを決める大会で、前回のクラブチャンピオンと当たり、このクラブチャンピオンに勝つにはと考えた人間がとった方法は、何だと思いますか。
1.ルールを完璧にマスターして大会に臨む。
2.真剣にゴルフをやって勝つ。
3.対戦相手の「心を折って」勝つ。
以上の3つの内、どの方法が確実に勝てると思いますか。
実際にこの方法でやられて勝った人がいるのです、面白いと思いませんか。
それは、大会が始まりスタートして第一声が「何でお前が先に打つ」ゴルフは、遠球先打ちだろう「やり直せ」と言って、イチャモンをつけた。
次の球を打つ時、その人は「心が折れて」ゴルフにならなくなって「負けて」しまった。
勝負の世界では「相手に嫌な思い」をさせてやる事が、勝つ秘けつです。
ゴルフは本当に「繊細」なスポーツですから、全ては「気分」から入っていきますからね。
針の穴を通すが如く「神経を使い」ますからね、そのスポーツで上記の行為が行われると言う事は、スポーツが分かっていない、人間なんでしょうね。
TVで放映されている時に、選手が「イヤホンで音楽」を聞いてる姿、見た事ありますよね。
何気なく見ていると分からないでしょうが、あの行為は「自分自身の方法で」リラックスしているんです。
昔はあの行為は無かったんですが、今は主流になっていますよ。
良いとか悪いとかではなく、自身のリラックスの仕方です。
前に講演でこんな話をさせて頂きました。
家の住職は吉田松陰がこんな事を言っていたと。
心はもと活きたり、活きたるものには必ず機あり
心というのは本来、生きものである。生きものはどんなはずみで動くかという。
些細なことで心は動く、それを熟知するには己を鍛えて、相手のスキをつく。
人間に関することを極めるなら、いろいろなところに行き肌で感じることだ。
やり方は色々あるだろうが、自分自身が納得したやり方でやるのが一番良いと。
決してやったことを後悔したりしないようにする事、また相手には「一言、学べ」と教えるべきだと。
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